表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/170

発電所での戦い

今回は鮫牙がメインで話が進んでいきそうです

剣也達よりも先に発電所へと向かっていた鮫牙はちょうど入り口が見える辺りまでやってきていた

「・・・どうやら本当にここで間違いないみたいだな・・・問題はどうやって中に入るかだな・・・」

出入口には武装した見張りが二人ほど立っておりとても鮫牙では太刀打ちが出来ない

だからこそどこか別の場所から入らなくてはいけないと考えるのだがここは発電所

そんな怪しい出入口などがあっては不法侵入されるのは目に見えているので点検はいつもされている

つまりこんな場所にそんな入り口以外で人が貼れるような出入り口はないと言う事だ

しかしそんな中でもやはり例外とは言うのはあるので今回の事件が起こっている

(あいつらは何らかの形で発電所の人達に気づかれるずに侵入する事が出来たって事は

 そこを使えばおそらくは俺も中に入る事が出来るはずだが・・・一体どこに・・・)

鮫牙は辺りを見渡すのだが彼らが利用したであろう侵入路を見つける事は出来なかった

残る選択肢は目視では確認出来ない地中と空だけなのだが先ほども記述した通りここからでは見られない

そこで何か方法はないかと必死で考えていた時に鮫牙は一つだけ思いついた事があった

「そうか・・・俺が入れなくてもGATなら内部に入る事が出来る・・・!」

そう・・・ここは発電所であり様々な精密機械で動いておりもちろんメンテナンスも必要になってくる

となれば人が入れないスペースがあったとしてもGATが入るスペースくらいは存在するだろう

そう考えた鮫牙は自分のGATを使って内部の様子を探ればいいではないかと考えたのだ

鮫牙は早速、自分のGATであるジョーズを起動させて外に設置されていた換気口から侵入させる

すると侵入した換気口の中にはおそらく自衛用として置かれていたAI搭載型のGATが警備していた

そして侵入者に気がついたその軍事用GATは問答無用でジョーズに対し攻撃を仕掛ける

「まぁここはいうならば敵に制圧された重要拠点の一つだからな・・・そんな簡単ではないと思っていたが・・・

 ここで見つかってしまったという事はおそらく相手に俺の存在も気づかれただろうな・・・

 なら・・・!ここからはスピード勝負!俺の居場所がバレるよりも早くここを取り返す!」

ジョーズは華麗に軍用GATの攻撃を躱していくと弱点である背中のジェネレーターを破壊していく

これにより自重を保てなくなった軍用GATは機能を停止して爆発していくがそんな事を気にも止めずに

ジョーズはまっすぐに進んでいき次々に現れてくる軍用GATを倒していく

「邪魔だ!お前ら雑魚に用は無い・・・!用があるのはお前らを率いているリーダーだ・・・!」



「へぇ?最初はあの子が来ると思ったんだけど・・・それなりに強い子が他にも居たのね?」

ミッドレイは鮫牙が軍用GATと戦っている姿を監視しており目的の人物ではなかったが

それでもかなり強い部類なのは間違いなく少しだけではあるが興味を惹かれている様子だった

しかしここで問題になってくるのは他でもない本命の存在である剣也の存在である

(てっきりあの子も一緒に来てると思ったんだけど・・・どうやらそうじゃないみたいね

 なら今回・・・私の出番はないと考えた方がいいのかしら)

確かにここを襲撃自体はしているのだが別に重要な拠点というわけではなく

仮に彼がここまで来たとしても普通に捨てて逃げてしまえばそれで問題はないのだ

「それにしても彼・・・一人で来るなんて本当に無謀よね〜・・・GATでの戦いは一流でも

 策士としてはやっぱり子供って感じなのかしら?まぁそれはそれでも可愛いけどね?」

だが監視カメラから彼の事を見ていたミッドレイはたとえ鮫牙がどんなに強くてもそれは無理だと考えていた

それは鮫牙ではどうしようも出来ない大きな壁があるからだった

「流石に一人でこれだけの数を捌くなんて無理でしょうからね・・・確かに強いけど所詮は個人だけの強さ・・・

 いくら強かったとしても軍用GATを相手にしてそんなに何時間も戦えるほどの余裕なんてないだろうし

 何よりも・・・個人用のフィールド発生装置がいつまで使えるか・・・気づいているのかしら?」

そう・・・確かに鮫牙は全国でも戦えるほどに強いファイターではあるのだが

問題はそこではなくどんなに弱くても数を並べてしまえばいずれは力尽きてしまうのだ

つまり一人で突っ込んできた鮫牙は覆す事の出来ない数の不利があるという事だった

しかもそれだけではなくここで問題になってくるのは時間が経つにつれて

フィールド発生装置の電池が無くなっていくという事も含まれていた

一般用のGATに付けられているセーフティーを解除しなければ全力で戦えないのだが

そのフィールドを発生させる装置の電池も無限ではなくいずれは時間と共にきれてしまう

しかしこの不利も彼と同じかそれ以上の実力者がもう一人いればひっくり返す事は出来るだろう

だからこそミッドレイは自分自身がきて欲しいという思いも含めて彼の事を待っていた

(さてと・・・あの子はこの彼が倒れるまでに辿り着く事が出来るのかしら?

 私の認めた子なら・・・これくらいはしてくれないと私が満足出来ないんだけどな〜・・・)



そしてようやく現場に辿り着いた剣也達も真正面の武装した男達を倒して中へと入っていく

するとそこでは既に五十は越えたであろうGATの残骸と限界まで戦ったジョーズの姿があった

「こいつは・・・!?って事はもしかして伊部牧の話していた民間の協力者って!!」

「ああ・・・まさか俺の救援にお前が来るとは思ってなかった・・・兜 剣也・・・」

声が聞こえてきて後ろを振り返るとそこには剣也達と同じく正面玄関から入ってきた鮫牙の姿があった

二人はしばらくの間、睨み合っていたが今はそれどころではないと分かっていたので不満はあったが前に向き直る

「この先にリーダーがいるって考えて大丈夫なのか?」

「いや・・・おそらくまだまだ敵の配置したAI搭載型の軍用GATが待ち構えているだろうな・・・

 それらを全て倒した先に・・・この部隊の指揮を取っているリーダーがいるはずだが・・・」

そう言って鮫牙は自分の持っていた個人用のフィールド発生装置を見せてきたのだが

どうやら電池が完全に切れてしまっているようでもうこれ以上の活動は不可能のようだ

「となると・・・残されているのは俺の持っているこれだけって事になるのか・・・」

残されたフィールド発生装置を持っているのは剣也だけでありしかも先ほどまで戦っていたので

とてもではないがおそらくリーダーであるミッドレイのいる場所まで辿り着けないだろう

そんな風に思っているとここまで剣也を送ってくれた氷塔が懐から何かを取り出した

「・・・これを使ってくれ・・・俺が工場に乗り込む時に持っていた物だ・・・

 正直な話、電池がどれほどまで残されているか分からないが・・・それでも足しにはなるはずだ」

氷塔は前に使った事のあるフィールド発生装置を持っていたようで今回はGATがなく参戦する事は出来ないので

自分が持っていても仕方がないとこの場でたった二人の戦力である剣也と鮫牙に託す事にしたようだ

鮫牙はそれを受け取り残量を確認すると皮肉とも言うべきなのか剣也の持っているものと殆ど同じ量だった

「・・・どうやらどちらが先に動けなくなるかの心配をする必要はなさそうだな・・・」

「ああ・・・!ここからはむしろどっちが先に奥まで進めるか・・・前の勝負の続きといくか?」

剣也の言葉に対して鮫牙はまるで望むところだという顔をしており二人は同時にフィールド発生装置を起動させる

そして勢いよく扉を開けるとその奥には先ほどまで戦っていた無数のAI搭載型の軍用GATが通路に並んでいた

もちろん扉が開けられた瞬間、既にヤマトとジョーズを敵として認識しておりすぐに迎撃の構えを取る

「悪いが俺達も急いでるんでな・・・!一気にこのまま通らせてもらうぜ!!」



二人は凄まじい勢いで敵を倒していくと同時に隣で戦っている剣也の姿を見て鮫牙は驚いていた

(こいつ・・・!やっぱり武器を持っていたのか・・・しかも斧と剣の二刀流・・・!!)

鮫牙もそれがどれほどまでに難しい事なのかをちゃんと知っているので

それを巧みに使いこなしている剣也に驚きを隠せなかった

しかし一番の問題はそこではなく先ほどからバリアを展開しているにも関わらず軍用GATを両断してるところだった

本来ならばGATの武器は人に怪我をさせないようにセーフティーを掛けられているはずなので

軍用GATのバリアを突破するほどの破壊力はないはずなのだがヤマトは関係なしに敵を倒していく

「・・・お前・・・その武器は一体どうしたんだ・・・?もしかして違法に作ったものか?」

「そんなわけないだろ!?ちゃんと制作ツールで作られてはいるよ・・・作った覚えはないけど・・・」

「それにしては威力が高すぎる・・・どう考えてもあれは改造されていると言われてもおかしくないぞ」

「俺もそう思う・・・やっぱり後で伊部牧さんにお願いしてグレードダウンさせた方がいいな」

自分が感じていた事を剣也も理解していると少しだけ安心した鮫牙だったが先ほどの会話で謎に感じる部分があった

それは剣也が自分で使っている武器にも関わらずそれを自分で作っていないという部分だった

いくら制作ツールと使ったと言ってもあそこまで強力な武器を作れるわけなどないし

何よりもちゃんと完成していた武器は市販で装備されているであろう武器と遜色ないほどの出来栄えだった

つまり彼の目から見てもヤマトと同じくらいの凄腕職人が装備を作ったと思うほどの完成度だったのだ

(それなのにこいつは自分で作った覚えがないだと!?だとしたらその伊部牧って人が作ったのか?

 ・・・いや・・・こいつには何かもっと大きな裏があるはずだ・・・それこそ本人すらも知らない裏が・・・!)

この戦いが終わり次第、鮫牙は剣也の事をもっと調べようと思いながら真っ直ぐに通路を突き進んでいくのだった

無事に発電所へと突入し敵を倒していく剣也達

果たして奥で待ち受けるミッドレイと戦う事は出来るのか!?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ