表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
47/170

大量GAT襲撃事件

ヤマトの新武器炸裂!

学校が終わり剣也達は例の武器についてを伊部牧に相談しに行こうとしていた時だった

何やら大勢の人が集まっているのを確認して何事なのだろうと思ってそこに向かうと

「あれは・・・!前に俺達が戦った事のある軍用GAT!?なんてこんなところに・・・!?」」

「分からない・・・!でも間違いないのはあのまま放置するのは危険だと言う事・・・!」

剣也達はすぐさまヤマト達を取り出して店の中で暴れている軍用GATと対峙する

するとそのGATは数的に不利だと思ったのか急いで逃げようとするがそんな簡単に逃すような彼らではなく

清志郎と乙女が既に逃げ道を塞いでおり動きが鈍くなったところをヤマトと月兎の一撃が突き刺さった

「どうにか倒したな・・・それにしても・・・なんでまたこいつらが姿を現したんだ?」

「もしかしたら何かしらの活動をしている可能性があるね・・・伊部牧に確認した方がいいかも」

確かに彼らが活動を再開したのならば伊部牧が何かしらの情報を掴んでいるだろうと思い

剣也達は急いで彼がいる警察署に向かうとそこではみんなが忙しそうにしていた

おそらくは先ほどの事件のように何かあったのだろうと思っていると伊部牧がこちらに気がついたようだ

「おぉ!剣也君達も来てくれたか!実は今、大変な事になっておってな・・・すまぬが力を貸してくれるか?」

「・・・例の組織が活動を再開したんですね?俺達もここに来る途中で一体、倒したんです」

「そうじゃったのか・・・実は一体だけではなく色んな場所で軍用GATが事件を起こしているのじゃ」

どうやら伊部牧の話では突如として十体以上の軍用GATが出現し各地で事件を起こしているそうだ

ただでさえ一体だけでもまともに戦うのは厳しいのにそれが別々の場所で事件を起こしているのだから

警察としては全くと言っていいほど対応が追いついておらず猫の手も借りたい状況だった

「そこで剣也君達にも手伝ってもらいたいのじゃ!指示はもちろんこちらで出させてもらう

 今回は数が多いので個人個人で行動してもらう事になるのじゃが・・・問題はないかのう?」

「大丈夫!アイツらとの戦いには慣れてきたからな!問題は数が多い事だけど・・・」

唯一の不安要素はバラバラで活動している彼らが集団になって行動した場合の対処だった

こちらもバラバラで動いてしまったら下手をすれば彼らに襲撃される可能性は大いにあるだろう

そしてもしも特定の人物が狙われてしまったら・・・間違いなくその人は助からない・・・

それが分かっているからこそ剣也はそこだけを心配しており本当に大丈夫なのか不安視していた

「それに関しては別に心配しなくてもなんとかなりそうじゃわい・・・協力者がいるからのう」



「協力者?」



一方その頃、最初に軍用GATを使う者を発見した鮫牙はまだ彼との勝負を続けていた

ここまで勝負が続いている理由は色々とあるが一番はその戦っている男が真っ当に勝負をしてこないからだった

「貴様・・・!本気で戦うつもりがあるのか!?それとも時間稼ぎのつもりか!?」

「くっくっくっ・・・その通り・・・私は時間さえ稼げれば別に貴方の相手をしなくてもいいのですよ

 だからこそ・・・欠陥機でもあるこの機体をわざわざ使っているのですからね・・・」

「くっ!GATはおろかそれを操る人間すらも捨て駒というわけか・・・!胸糞悪い話だ・・・!」

先ほどの発言で鮫牙は彼の時間稼ぎと言った意味がよく理解出来てしまった

彼は言うならば今回の事件に対して捨て駒となる事を良しとした人間だったのだ

本人もそれを理解しており忠実にそれを実行しようとしておりだからこそ欠陥機である軍用GATを持ち出した

これを止める為には壊す以外の選択肢はないが壊してしまえばファイターである彼は意識を失って倒れ

おそらくは自分達が知りたいであろう情報を一切、引き出せなくなるという事を・・・

(・・・いいや迷うな!こいつを放置しておけば間違いなく被害が出るんだ!

 だったら・・・例えGATを壊した結果、こいつが意識を失って倒れる事になったとしても・・・!)

鮫牙はまるで迷いを振り切るかのように首を振り目の前のGATを壊す事に専念する

その甲斐もあってかこれまでとはまるで違う、洗練された動きへと変わり瞬く間に敵を切り裂いた

「がはぁ!?・・・まさかこの程度の時間しか稼げないとは・・・無念・・・です・・・」

そして機体が壊れると同時にそれを操作していた男も倒れてしまい意識を失ってしまう

しかしこれはどんなに抗おうとしても彼らが軍用GATを使い続ける限り変わらない結果であり

もしもこれを止める方法があるとするのならば・・・それは軍用GATを排除する事・・・

つまりは彼らの組織を壊滅させる以外に選択肢はないのだろう・・・

(馬鹿らしい話だ・・・こいつらを助ける為にはこいつらを倒さなくちゃいけないなんて・・・

 だが・・・例えどんなに馬鹿らしい話だったとしても俺はこいつらを倒し続ける・・・!

 人の命を・・・自分達の命すらも軽く見るような奴らに人を傷つける道具を持たせちゃいけないんだ・・・!)

そう・・・軍用GATは所詮道具でしかなく最も危険なのはそれを使い人々を傷つける彼らなのだ

人の命を・・・自分達の命をもはや道具としか見ていない彼らはおそらく世界で最も危険な集団だと言えるだろう

そんな彼らにこんな人を傷つける事しか出来ない道具を持たせてはいけないのだ



一方、バラバラに行動する事になった剣也はそれぞれ指示された場所へと向かっていた

そんな中で剣也は先ほどは使わなかったが新しく作った武器を試してみる事にした

(あんまり試すような真似はしたくないんだけど・・・実戦以上の経験はないからな)

剣也は新しく作られた武器を試す為に今回の事件を利用されてもらうと考えたようで

とりあえずはヤマトに武器を持たせてみるとまだ起動させてすらいないのにヤマトの目が光ったような気がした

しかし気のせいだと思った剣也はすぐに思考を切り替えて軍用GATの前に出て立ち塞がる

「悪いがここから先には行かせねぇ!お前らが何を企んでいるのかは知らないがぶっ壊させてもらう!」

予め伊部牧から貰っていた個人用フィールド発生装置を起動させて強制的にバトルを申し込むと

相手はそのまま逃げようとフィールド外に出ようとしたがもちろんこれにはちゃんと細工がされていた

「生憎だがこのフィールドの中に入った時点でお前は既に捕獲されてるんだよ・・・!

 このフィールドは俺のGATを動かすのと同じようにお前のGATが外に出られなくなるように設定する!

 と言っても時間制限があるから十分もすれば解けてしまうが・・・それまでに倒せば問題ない!」

十分という時間制限はあるがそれでも足止めをしようと考えている彼らの動きを止められるのは大きかった

そしてそれだけの時間があれば既に何度も戦っている相手なので簡単に倒す事が出来るだろう

その事実を告げると向こうもそれを察したのか逃げるのを諦めて潔くこちらと戦う姿勢を見せていた

それを確認した剣也はヤマトを取り出して起動させると向こうから先制攻撃を仕掛けてきた

しかしこれくらいの攻撃は何度も体験しているので避けられない剣也ではなく

そして今回のヤマトはいつもとは違い武器を持っているのでカウンターすることすら可能

そう思って剣也は相手の攻撃を避けてガラ空きになった胴体に向かって武器を振り抜いたのだが

「・・・えっと・・・流石にこの威力は想定外なんですけど・・・胴体が真っ二つって・・・」

なんと相手はフィールドを発生させる装置を搭載しているにも関わらず新しい武器によって真っ二つになった

流石の剣也もこの威力の高さは予想外だったようで凄いと思うよりも若干、引いているようにも見えた

「・・・これは伊部牧さんに話して威力をどうにか軽減させた方がいいだろうな・・・今は助かるけど・・・

 こんなのを試合で使ってたら絶対に違反だろうし・・・てか俺が使いたくないわ・・・」

剣也は絶対に後で新しい武器のグレードダウンを行ってもらうと思いながら次に指示のあった場所へと向かう

こうして他の場所でも続々と軍用GATは制圧されていき指示を出す伊部牧も感心していたが



(しかし・・・あやつらの目的は一体何なのじゃ?明らかに時間稼ぎなのは理解出来るが

 問題は何の為の時間を稼いでいるのか・・・もしかしてワシらはとんでもない何かを見失っておるのか?)



その頃、現状の全てを把握していたミッドレイは実行部隊が思った以上に早く潰されている事に驚いていた

「へぇ〜・・・まさかここまで早く実行部隊が倒されるなんて・・・

 あの子以外にも優秀なファイターがいるのかしら?・・・でも・・・やっぱり私の一番はあの子なのよね〜」

小烏丸との戦い以降、ミッドレイの中で剣也という存在はとても興味のある対象へと変わっていた

そして彼女にとってそれは何よりも優先される事でありだからこそ彼女は内緒で暗躍していた

「さてと・・・これだけ派手に暴れているんだから向こうも時間稼ぎだって事は理解出来ているでしょうね

 分かっていないのは何の為に時間を潰していてどこに目を向けさせないようにしているのか・・・

 でもまぁ・・・急がなくても彼らなら私が蒔いた餌に食いついてくるのは時間の問題・・・

 私はその餌で獲物を待っているだけの釣り人・・・って感じなのかしらね〜?本当は逆がいいんだけど・・・」

ミッドレイは既に剣也達がここまで来れるように色んな餌をばら撒いていた

そしてそれを知らずに運んでいるのはもちろん仕事を忠実に熟す為に働いている彼らである

そんな彼らは自分達が重要な拠点を見つけさせない為に働いているのに

その場所を特定させる物も一緒に運んでいると知れば間違いなくショックを受けるだろう

しかし残念ながらミッドレイにとっては彼らがどう思おうと何の関係もなかった

そう・・・自分の欲望さえ満たせれば本当に全てがどうでも良かったのだ・・・



「ああ・・・!早く来てくれないかしら・・・?そして私と・・・激しい戦いをしましょう・・・?」

ミッドレイがばら撒いている餌

果たして剣也達はそれに気づく事が出来るのか!?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ