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脅威!軍用GATの力

今回はバトルはあんまりありません

剣也達がセキュリティ室にいた軍事GATを倒している頃時を同じくして清志郎達も同じGATと戦いを繰り広げていた

「ああもう!こういうチマチマした作戦って私は好きじゃないのよ!!」

「そんな事言ってもしょうがないだろ?ここでアレを破壊すればどうなるか分からないんだから・・・!」

「ごめん・・・!僕が一番最初に戦闘不能にならなければこんな苦戦しなかっただろうに・・・!」

「いやむしろ優君がホークス達を助けてくれたから全滅しないで済んでいるんだから十分に助かってるよ・・・!」

実は清志郎達がこのセキュリティ室に入った時、相手からの不意打ちを受けてしまいそれを優のダビデが助けた

しかしその代償としてその一撃を受けてしまい戦闘不能に追い込まれてしまったのだ

だが清志郎の言う通りそれがなかったら間違いなくここで全滅させられていた可能性は少なくはない

そう言った意味は一番最初にやられてしまった優が一番の活躍をしてくれたと言ってもいいだろう

(その優君の犠牲を無駄にしない為にも必ずあいつは倒さないと・・・その為には・・・!)

このセキュリティ室で軍事GATを破壊するわけにもいかず清志郎は作戦を考える

移動させるにして相手の重量の方が重くてとてもではないが移動させる事なんてままならないだろう

そんな事を思いながら清志郎は軍用GATと乙女の戦っている瞬間を見ていたのだが

どうやら先ほどの自分が考えていた事は間違いだったのではないかと気付かされる事になる

「ああもう!こんな奴なんてさっさと倒して私達は先に進むんだからぁぁぁああ!!」

なんと乙女は自分のGATよりも重いはずの軍用GATを強烈な一撃で大きく後退させたのだ

これには流石の清志郎も驚いていたがすぐにこれは作戦に使えると数秒で考えを纏める

「・・・よし!乙女!今から僕が指示する場所までアイツを押し込んでくれ!トドメは・・・僕がやる!」

「了解!そっちの方が私としても俄然、やる気になれそうだしね・・・!それじゃあ行くわよ!!」

乙女は小手先の技には一切頼らず渾身の一撃を軍用GATに叩き込んでいく

そもそも普通のGATよりも体の重い軍用GATはどんなに遅い攻撃も躱す事が出来ないのだ

なので先ほどから乙女の一撃を何度も受けて徐々にセキュリティ室の扉前まで追い込まれる

「よし!作戦通りにここまで追い詰めたわよ!トドメは任せたからね!」

「うん!ここなら・・・絶対に外す事はない・・・!これで終わりだ・・・!」

清志郎は前回の弱点でもある背中の外部バッテリーを上空から貫き被害を最小限に留めた

「ふぅ〜・・・どうやら周りへの被害もないみたいだし・・・早くセキュリティを解除しよう」



「・・・どうやら向こうもセキュリティの解除に成功したみたい・・・ビルの中に入れたらしい」

「ほとんど同じタイミングか・・・後はこのビルにいる人質を助け出すだけだけど・・・」

「問題はその人質がどこに集められているのかじゃな・・・犯人グループの一人でもおらんかのう?」

確かにこれだけの大きさがあるビルの中から人質が集められている場所を探すのは困難であり

伊部牧の言う通り犯人の一人を捕まえてどこに捕まっているのかを吐かせた方が遥かに効率的だろう

しかしどうやらここには入ってすぐの非常口には人質はおろか犯人グループの影すらもなかった

「とりあえずはこのまま中心のエレベータールームまで向かって清志郎達と合流するか」

「そうね・・・その道中で犯人グループに出会うかもしれないし今は合流を優先しましょう」

剣也達は清志郎達との合流を目指して一階の中央広場まで向かい無事に合流を果たす事が出来た

「・・・無事に合流は出来たけど肝心の犯人グループには出会わなかったわね・・・そうなると残りは・・・」

「ここから上の階を探すしかないという事じゃろうな・・・どこか大勢の人が集まれそうな場所はあるかのう?」

「それなら五階に宴会場があるはずです。それ以外にも最上階には重役達が使う会議室があります」

「ならまず最初にその宴会場に向かい人質がいないかどうかを確認しその後で最上階に向かおう」

最初に剣也達が向かう事になったのは大勢の人質が集められていそうな五階の宴会場を目指す事になった

エレベーターは動いていたが待ち構えられている可能性があるので階段を使ってゆっくりと五階を目指す

するとどうやら五階に何かがあるのは正解だったようで初めて犯人グループの人間を発見した

「う〜む・・・流石に武装されていては一般人のワシらが手を出すわけにはいかなんからのう・・・頼めるか?」

「「はい!」」

剣也達の後ろには大木署長が信頼している部下の刑事達がおりここは彼らに任せる事にした

彼らは大木署長に信頼されているだけの事はありあっという間に犯人グループの二人を確保する

「誰だ!?一体そこで何をしている!!」

するとそこへ騒ぎを聞きつけた他の武装した犯人グループの一人がやってきた

しかし剣也が即座に反応してその一人を投げ飛ばして気絶させる事に成功する

「おぉ・・・!流石は剣也君じゃのう・・・!ヤマトをアレだけ動かせるだけの事はあるわい」

「いや体が勝手に動いただけなんで・・・それよりも・・・明らかに犯人の数が少なくないですか?」

確かに剣也の言う通りこれだけ大きなビルを占拠した割には犯人グループの数が少なかった

実際にここで捕まえたのは三人だけであり明らかに地下で見たGATの数よりも少ない

「うむ・・・もしかしたらすでに犯人の大半は非難してしまったのかもしれんのう・・・

 じゃがここに人質は居るのは間違いない・・・彼らを助けなくてはな・・・!」

剣也達は階段のところまで戻ると捕まえた犯人達に人質の居場所を確認する

「答えろ・・・!お前らが捕まえている人質はどこに集められている・・・!?」

「へっ!それならほとんどの人間はこの階に集められてるよ・・・!重役達は最上階にいる!

 だが・・・どっちにもお前達が相手にならないような人達が待ち構えているから覚悟しておいた方がいいぜ?」

どうやら確保した男の話ではこの先にいるのは相当な手練のようでかなり信頼されているようだ

「逆を言えばそれだけ信頼出来るほどの実力を持っているという事ですか・・・どうしますか?」

「ここまで来て逃げるわけにもいかんじゃろう・・・とにかくまずはその宴会場の入り口に向かうぞ・・・!」



「・・・あの〜・・・明らかにさっきの犯人グループとは違う感じの人達がいるんですけど・・・」

宴会場の入り口前まで辿り着いた剣也達はその扉の前にいる二人の人物を発見する

その二人は先ほど捕まった男達とは違い明らかに完全武装された兵士のような感じだった

彼らを見ればどうして先ほどの男達があそこまで信頼出来たのかも納得がいってしまった

「どうするんですか?流石にあれを刑事さん達に任せる訳にはいかないと思うんですけど・・・」

「うむ・・・確かに危険じゃが・・・どうにも怪しいのう・・・アレだけ武装されているのに

 これと言った武器は何一つとして持っていないように見える・・・一体何故じゃ?」

伊部牧が疑問に思ったのは完全武装されているにも関わらず武器となる物を一つとして持っていない事だった

アレでは格闘戦しか出来ず複数人に襲われれば押さえ込まれるのはどう考えても目に見えているだろう

となると残された選択肢はたった一つ・・・彼らは目に見えない武器を持っていると言う事

そして伊部牧はそれが一体何なのか心当たりとなる物が一つだけあった・・・

「・・・剣也君・・・すまないんじゃがヤマトをあの二人の前に移動させてもらえないじゃろうか」

「?・・・分かりました・・・!」

最初は剣也も伊部牧がどうしてそんな事を言ったのか理解出来なかったが

おそらくは何かしらの理由があるのだろうと思い指示通りにヤマトを二人の前に移動させる

「・・・ターゲット確認・・・これよりGATによる戦闘を開始する・・・!」

二人はヤマト発見した瞬間にポーチからこれまでに見た事のないGATを取り出し操作を始める

その速度は一般のGATよりも早くパワーも桁違いであり明らかに軍事技術で改造された違法GATだった

「彼奴ら・・・!最新型まで用意してきておったのか・・・!確かにアレならば武器など必要ないわい・・・!」

「てかどうなってるのよ!?明らかにセキュリティ室で戦った奴よりも動きが速いし強いんだけど!?」

「おそらく前回の反省から今度はスピードとパワーを重視するように設計されたんだろうね・・・!」

実際にヤマトの反応速度があるおかげで剣也は先ほどから攻撃を回避出来ているが反撃する隙がなく

しかもパワーに関しては壁に拳がめり込んでしまうほどの威力があり絶対に当たる訳にはいかなかった

「とにかく私達も兜君の援護を・・・!伊部牧さんはその間に相手の解析をお願いします・・・!」

「うむ・・・!決して無理はするなよ!ワシも出来るだけ早くあの二体を解析してみるわい!」

蜜柑達は戦っている謙也の援護へと向かい伊部牧は陰から軍事GATの解析を開始した

(しかし・・・いくらなんでもあんな軍事GATを作り出すまでの時間は早すぎる・・・!

 これほどまでの速度は明らかに常軌を逸しておる・・・!まさか・・・!?)



一方その頃、最上階にある会議室では小烏丸がビルに設置されている監視カメラから剣也達の戦いを見ていた

「へぇ?まさかセキュリティ室の二体を倒すだけじゃなく宴会場まで着くなんてね・・・

 でも・・・流石に彼らを倒すは無理だとオイラは考えてるんだけど・・・どうなんだろうね〜?」

これまでの戦いの記録からあのヤマトとそれを動かす剣也には何かがあると小烏丸の本能が言っていた

おそらくこの戦いは自分が想像しているような展開には絶対にならないという事を

(・・・もしかしてオイラのいるここまで来るかもしれないね〜・・・でもな〜・・・)






(オイラはまだ戦っちゃダメだって言われてるんだよな〜・・・)

剣也達の前に立ち塞がる最新の軍用GAT

果たして彼らはこれを攻略する事が出来るのか!?

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