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果たし状

今回は新キャラの名前が判明し少しだけバトルします

翌日になり剣也は朝早く起きると今日も二人にバトルスタジアムに連れていって欲しいとお願いされる

「早く行こうよ兄ちゃん!俺もう待ちきれないよ!」

「私も私も!早くバトルスタジアムに行ってみんなを待ってようよ!」

「いやいやそんなに早く行ってもみんな居ないだろうしそもそも開いてないからな?」

元々、行く予定ではあったが流石に朝早く起きてから言われるとは思っていなかったようで

少しは待って欲しいと思いながらもすぐに着替えて剣也は二人と連れてバトルスタジアムに向かった

「やっぱり開いてないな・・・そして誰の姿もないし・・・ってあれ?伊部牧さん?」

「ん?おお!久しぶりじゃのう少年!それと・・・そちらは話に聞いている弟さんと妹さんかな?」

「ええ。二人共、こちらはGATのパーツなんかを売っている伊部牧さんって人だよ

 前に次郎にプレゼントした盾もこの人のお店で買ったんだ」

「兜次郎です!よろしくお願いします!」

「雲母です!」

「うむうむ!中々に可愛くて元気のある子供達じゃのう!見ているだけでこっちが元気をもらうわい!

 よし!今日は二人に出会ったサービスじゃし何か一つだけパーツをプレゼントしよう!」

「いいんですか?流石にそれは伊部牧さんも儲けにならないんじゃ・・・」

「構わん構わん!前にも話したがどうせあるのは中古のパーツだけじゃからな!」

流石に二人分のパーツを一つだけとはいえ無料で貰ってしまっては伊部牧に申し訳ないと思っていたが

次郎達は既に貰うつもりのようでその一つだけのパーツを必死で選んでいる様子だった

「ねぇねぇお爺ちゃん!これって武器とかのパーツと違うけどこれは何?」

「それはアクセサリパーツと言って性能が変わるほどのものではないが自分のGATを飾り付ける為の物じゃよ

 もしも武器とかで欲しいパーツがないのならばそう言ったのを選ぶのもいいかもしれんぞ?

 確かアクセサリパーツならばこちらの箱にまとめて入れてあったはずじゃ」

どうやら雲母は武器などのパーツよりもGATを飾り付けるアクセサリパーツの方が気になったようで

伊部牧はわざわざ別の方からアクセサリパーツをまとめた箱を取り出してきて雲母に選ばせてあげていた

そしてその中から次郎と雲母は言われた通りに一つだけパーツを選び伊部牧に貰っていた

「うむうむ!本当に二人は剣也君と同じで素直ないい子じゃのう・・・!む?どうやら呼び出しか

 それじゃあ名残惜しいがこれでお別れじゃな。二人共・・・パーツを大事にしてくれよ?」

「「うん!!」」



こうして伊部牧と別れてからすぐにバトルスタジアムが開店し

みんなが来るまで次郎達の面倒を見ていようと思っていた剣也だったがそこへ店員の一人が近づいてきた

「あの〜・・・君は昨日、不良の三人を倒したGATファイターで間違いないね?」

「そうですけど・・・もしかしてあの後で何かあったんですか?」

「実は昨日、そのやられた人が自分よりも偉い人を連れてきてね・・・その人が君にってこの手紙を」

店員は昨日、貰った手紙を剣也に渡すと再び受付へと戻っていってしまった

剣也も次郎達の後をついていき初心者用のバトルスタジアムで二人が練習する姿を見ながら手紙を見ていた

「果たし状・・・なんというか・・・時代遅れな感じもするけどまさか本当に送られてくるなんてね〜・・・

 それにしても・・・やっぱりあの三人は例の不良グループに属していたのか・・・嫌な予感が当たったよ・・・」

「一体何が当たったのよ?」

「おわ!?」

急に後ろから話しかけられて剣也は驚きながら振り返るとそこには乙女の姿があった

「なんだ乙女か・・・実はさっき店員からこんな手紙を渡されてさ〜・・・」

「果たし状って・・・いやまぁこの際だからそこにはツッコまないけど・・・どうするつもり?

 流石に無視するってわけにもいかないでしょ?下手したらツケ狙われる可能性もあるし」

「だよな〜・・・でもわざわざ罠に飛び込んでいくのもどうかって感じがしないか?」

確かに乙女の言う通り行かなければ行かなかったでおそらく後々、彼らが何かしらの行動を取る可能性もある

最悪の場合は家や学校にまで来てしまう可能性があるので出来ればそれは避けたかった

しかしだからと言ってこの果たし状に書いてある場所に向かえば間違いなく罠が待っているだろう

だからこそ剣也はこの事態をどうするべきなのか迷っているという訳だった

「どうせだったら私も一緒に行こうか?流石に一人じゃ心細いでしょ?」

「いやいや・・・そうなったら誰が次郎達の面倒を見るんだよ・・・

 とりあえずこれに関してはみんなが来た後で考える事にするか・・・」

剣也はみんなで集まってからどうするかと考える事にしようとみんなが集まるのを待った

それからしばらくしてみんなが集まったのだがそこに三夏と歌女の姿はなく

どうやら二人は部活の用事で来れなくなってしまったらしい

そして剣也は先ほどの手紙の事を清志郎達にも説明した

「なるほど・・・不良グループが早速、僕らに挑戦状を突きつけてきたってわけだね・・・!

 よし!それなら僕と剣也君の二人でまずは正面から行こう!乙女と月白さんはここで待ってて!」

「私達がお守りなのね・・・まぁいいけど気をつけなさいよ?相手は不良だもの!

 どんな手を使ってくるかも分からないしそうじゃなくても相手は強敵なんだからね!」

「分かってるって!それじゃあ二人は次郎達の事をよろしく頼むな!」

こうして剣也と清志郎の二人は果たし状に書かれている場所へと向かった



「・・・えっと・・・ここで合ってるんだよな?・・・人がいる気配がないんだけど・・・」

剣也と清志郎の二人は果たし状に書かれていた工場跡地にやってきていた

しかしそこに人の姿は一切なくもしかして騙されたのではないかと思っていると

「ようやく現れましたか・・・まぁ昨日の時点で帰られたと言われていましたし

 手紙の届くのどんなに早くても開店してから・・・それを踏まえた上で待っていたのですが・・・

 やはり待ち遠しいものになると待っている時間が長く感じてしまうものですね」

どこからともなく声が聞こえてきて上を見るとそこにはメガネを掛けた男が立っていた

「・・・アンタが店員さんにこの手紙を渡したんだな?一体誰なんだ?」

「私の名前は律矢(りつや)・・・改めてになるけど君達とどうしても勝負をしたくてね

 それであの挑戦状を出させてもらったというわけさ・・・」

「なんで俺達に挑戦するんだ?聞いた話じゃアンタらのボスは凄い強いファイターなんだろ?」

剣也達が彼らのボスについてを話すと律矢は少しだけ驚いたような表情をしそれがすぐに笑みへと変わる

「へぇ・・・まさか私達の情報も知っているとは・・・

 流石に驚きましたがまぁそれだけ有名になったと喜ぶべきでしょうかね?

 確かに君達の言う通り我らのボスは恐ろしいほどに強いです・・・

 ですが強いとは同時に孤独なものでしてね・・・自分を満足させるだけの相手を求めているのですよ

 と言うわけで・・・君達が彼を満たすに足りる存在なのか・・・確かめさせてもらいましょうか!」

そう言って律矢が指を鳴らすと剣也達の前にある地面が割れてそこからフィールドが迫り上がってきた

「・・・マジかよ・・・こんなギミック仕掛けるとかどんだけ・・・」

「・・・なんと言うか・・・なんで不良やってるのって考えずにはいられないよね・・・」

正直な話、これだけの技術力と行動力があるのならば不良ではなく別の道もあるのではないかと二人は思ったが

そんな事を言えるような雰囲気でもなかったのでとりあえずは飲み込んで律矢と戦う事にした

「それで?どちらが先にこの私と戦うのかな?もちろんどちらでも私は構わないが・・・」

「いやいや果たし状を俺宛に出したんだから戦うのは最初に戦うのはもちろん俺だろ?」

確かに剣也の言う通り元々、勝負を挑まれたのは他でもない彼であり一番最初に戦うのならば剣也からだろう

その言葉を受けて律矢はその通りだと言わんばかりに自分のGATをフィールドにセットしてバトルの準備をする



『GATバトル・・・ファイト!』



戦闘が始まるとすぐに剣也はこのフィールドが普段、使っているフィールドとは違う事に気がついた

「えっ!?なんか凄い真っ暗なんだけど!?これってもしかして故障しているのか!?」

「違うよ!それは多分、フィールド自体の天候が夜に設定されているんだよ!」

「マジで?フィールドに天候とかの設定とかって出来たの?」

「知らなかったのかい?そういえば初心者だって言っていたか」

ここでようやく律矢は剣也が初心者だったと言う事を思い出し

流石にフィールドの説明をしなかったのは悪かったと思っていた

「まぁ流石にこれでは不公平ですし流石にフィールドの説明だけでもしておきましょうか・・・

 そちらのお友達が言っている通りこのフィールドは私のGATに有利な夜に設定されている

 夜のフィールドは相手を探すのに苦労すると同時に自分が身を隠すのには最適なフィールド

 つまり勝利するにはいかに相手に見つからずに相手を見つけるかに掛かってくるわけだが・・・

 君のGATは見たかぎり捜索型ではないようだから私のGATを見つけるのは無理かもしれないね・・・!」

律矢がそう言い終わると同時にヤマトに向かって何かが放たれた

剣也はそれを間一髪で感じ取りその攻撃を避けるとヤマトの後ろにあった木に矢が突き刺さっていた

「なるほど・・・!夜戦ではそっちのGATが有利ってわけか・・・!しかも遠距離攻撃持ち・・・!

 とことんまで俺に不利だな・・・この勝負・・・!」

「むしろこれくらいの試練を越えられないようでは彼と戦わせるわけにはいかないからね

 さぁ・・・夜に紛れた私のGATを探し出して見事に撃退してみせるんだ・・・!

 そして証明して見せたまえ・・・!彼と戦うだけの実力が自分にあるのだと!」

「別に証明とかに関してはどうでもいいが・・・!俄然、燃えてきたぜ!」

闇に紛れて攻撃を繰り出してくる律矢のGAT

果たして剣也はこの強敵にどう立ち向かうのか!?

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