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運命のトーナメント表

今回は運命のトーナメント発表

ここで誰と誰が戦う事になるのかが分かります!

そして新キャラも登場!?

剣也達がみんなとの話し合いを終えた頃、どうやら開始の時刻となったようで選手の全員がステージに呼ばれる

そして選手の全員がステージの上に上がると司会のお姉さんが現れて進行していく

『いよいよやってまいりましたGAT県大会!ここで世界一のGATファイターを決める大会・・・

 そう・・・!全国大会への切符を手にする事が出来ます!しかし!その切符を手に出来るのは四人!

 果たしてその名誉ある切符を手にする事は誰になるのか!?そして・・・それを決める最初の関門がこちら!』

司会の人が後ろを指差すとそこにあったのは巨大なモニターでありそこに表示されていたのは白紙のトーナメント表

つまり彼女が言いたかったのは他でもない今からこの組み合わせ次第で全国に行けるかどうかが決まると言う事

それをここにいる全員が理解したようで一体誰と戦う事になるのか息を呑んで待っていると

司会の人はそれを感じ取ったのか笑みを浮かべながら再び進行していく

『先に言っておきますがこれは紛れもなく運です!もしかしたら文句を言う人もいるかもしれないでしょう!

 しかし!運がない人が果たして全国大会で輝かしい成果を残すなんて出来るでしょうか!?

 それだけではありません!むしろここで選手達に求められるのは全員を薙ぎ倒して優勝するという覚悟です!

 そんな覚悟の出来ない者に・・・全国への切符が手に入るわけがありません・・・!』

司会の人の話を聞いて全員、既に覚悟は決まっているという顔をしておりこの質問は愚問だった事を理解する

そして彼女はそのまま横に移動すると先ほどまで立っていた場所から何かが迫り上がってくる

それはまるでゲームコーナーなどに置いてあるガシャマシーンを大きくしたような機械であり

どうやらトーナメントの抽選に関してはこれを使って行うようであり司会の人は機械の前に移動する

『それでは長々と説明させていただきましたが・・・ここからが本番!

 果たして最初の栄誉ある戦いをするのは一体誰になるのか!?それでは・・・ルーレットスタート!!』

スイッチが押されるとガシャの中身が高速で回転しそこからたった一つのカプセルが弾き出される

司会の人はそれをキャッチすると中身を開けてその紙に書かれている名前を大きな声で読み上げた

『・・・それでは読み上げます・・・!名誉ある第一回戦!その最初に選ばれたのは・・・兜 剣也様!!』

「!?まさか初戦で呼ばれる事になるなんて・・・幸先が良いのか悪いのか・・・微妙なところだね・・・」

流石の清志郎も最初に呼ばれるとは思っていなかったようでどう言った反応をすれば良いんだと思っていた

しかし隣にいた剣也は早めに呼ばれた事で後は誰がどこに入るのかを待つだけだと安心していた

『それではここからは続々といきますよ〜?それではスイッチ〜・・・ポン!』



次に選ばれたのは剣也達も全くマークしていない相手であり一回戦は問題なく突破出来ると考えていた

むしろ優の緊張を解くには丁度いい相手なのではないかと清志郎が考えている中で次々と選手達が決まっていく

そんな中で剣也達はあまり聞きたくはなかった名前がいよいよ出てきてしまった

『続いて選ばれたのは・・・おお!大本命の一つであるチームトライハウンドの三人だ〜!!』

なんとここでトライハウンドの名前が上がってしまい最悪な事に彼らは剣也達と同じブロックになってしまった

つまり剣也達はブロックの決勝戦で必ず彼らと戦う事になってしまうという事だった

「正直、可能性として考えてなかったわけじゃないけど・・・ここで当たっちゃうか・・・」

清志郎もここで当たって欲しくはなかったと険しい表情を浮かべており優も緊張している様子だった

だがそれと同じくらいに今回、大きな目標である彼らと全国の切符を賭けて戦える展開に興奮もしていた

そしてそれは白石達も同じであり剣也達の方を見て今までに見せた事もないような笑みを浮かべていた

「いやはや・・・弟子の成長を見る為の戦いが全国の切符を賭けた者になるとはね〜・・・面白いじゃん・・・!」

「そうね・・・私達としても彼らほどの強者と戦えるのは願ってもない事・・・!必ず勝つわよ・・・!」

既に白石達は剣也達の事を自分と同等の実力を持ったファイターであると認めているようで

そんな彼らとの戦いだからこそ必ず勝ってみせると決意を固めており既に戦う前から火花を散らしていた

一方で剣也達のいるブロックに呼ばれなかった他の者達は安心している者もいれば悔しがっている者もいた

特に表情に出ていたのは他でもない歌女であり彼女だけはこんなに早く剣也達と戦いたくはないと思っていた

それは剣也達と戦えば必ず負けるからという後ろ向きな考えからではなく剣也と戦う前に経験を積みたかったのだ

しかし最初に戦う事になってしまえばそれは叶わなくなってしまうので呼ばれないように祈っていた

その祈りが届いたかは分からないが歌女の望んでいた通りブロック予選では選ばれる事はなかった

そんな思いが交差する中で今度は剣也達の隣のブロックへの抽選が始まりそこで名前を呼ばれたのは鮫牙だけだった

そのブロックに関しては鮫牙が必ず勝ち残るだろうと誰しもが思っており全国の切符は既に決まっただろう

むしろ剣也達が気にしていたのは自分達が気にしていた巴という選手がまだ残っている事だった

残りは二つのブロックであり蜜柑達に当たってしまう可能性は二分の一という確率

どうなってしまうのかと剣也達は不安に思いながら次のブロック抽選を聞いていると蜜柑達の名前が呼ばれた

後はこのブロックに氷塔達か例の巴という選手の名前が上がってしまえば蜜柑達の全国は絶望的になるだろう

(・・・お願い・・・!出来る事ならどっちも呼ばれないでこのまま終わって・・・!)



『・・・以上でCブロック予選のトーナメント表は決まりました!いよいよ次が最後のブロック予選です!』



「・・・よかった〜・・・これで全国までの道はだいぶ楽になったわね〜・・・」

流石の乙女もかなり今回に関してはかなり緊張していたようで誰とも当たらなくてよかったと安心していた

それは歌女も同じでありもはや言葉にならないほど喜んでおり歌女だけはその喜びを理解していた

そんな中でチームリーダーである蜜柑だけは嬉しそうな顔をしておらず何か別の方を見ていた

彼女の視線の先に居たのはこれまで関わってきたファイター達の中でまだ名前を呼ばれていない氷塔だった

そう・・・剣也達はこの時点で自分達が最も気にしている巴と最初に戦う事になるのが彼だと気づいてしまったのだ

それは本人も理解しておりその上で楽しみだと言わんばかりの笑みを浮かべていた

(はぁ・・・参謀である私としてはあまり嬉しくはないんだけどね・・・でも・・・それでこそ氷塔か・・・)

参謀である律矢は完全に頭を痛めている様子だったが同時にそんな風に強者との戦いを楽しめるのが氷塔であり

そんな彼だからこそ自分達のリーダーなのだと改めて実感してもおり名前を呼ばれるのを待っていた

氷塔達が呼ばれたのは最後であり肝心の巴と戦うのは予選の第二回戦であり注目の一戦となるだろう

(・・・そういえば肝心の巴って選手はどこにいるんだ?この人数だから探すのは難しいのは分かったけど

 それらしい人すら見てないんだよな〜・・・名前を呼ばれてるんだから会場にはいるはずなんだけど・・・)

剣也は肝心の巴が一体どこにいるのだろうと思いながら周りを見ている中で目立った選手を発見した

資料に載っていた顔と違うので巴ではないのは分かったのだが剣也が目を引いたのはチームメンバーへの扱いだった

「ふぅん・・・まさかあのトライハウンドと当たっちゃうなんて・・・私って運がないのかしら?」

大きく胸元が開いたワイシャツを着ていたその女性はチームメンバーである男達に話し掛けていたのだが

肝心の男達はまるで洗脳でもされているのかその女性に対して全てを肯定しておりまるで女王のように扱っていた

その様子を遠くから見ていた剣也はあれではまるでチームではなく主従のようだと思っていると

どうやら彼女の方も剣也の事が視界に入ったようでまるで品定めでもするかのように剣也の事を見ていた

(へぇ?あの子が二回戦で当たるかもしれないチームのリーダーね・・・まだまだ子供って感じだけど・・・

 まぁアイツが男である以上、私の色気で誘惑出来ない相手じゃない・・・対戦が楽しみね・・・)

(・・・なんだろう・・・なんか獲物を見つけた肉食動物のような視線を感じる・・・)

剣也は謎の視線がどこから来ているのか不思議に思いながら歩いていたのだがどうやらそんな時間はなく

トーナメント表も決まった事で司会のお姉さんは先ほどのガシャマシーンをしまい進行を再開する

『それではトーナメント表も埋まった事ですし・・・早速!ブロック予選、第一回戦を始めましょう!』



第一回戦に参加する剣也達はそのままステージの上に残るように指示を受けてそれ以外のメンバーは控え室に戻る

「頑張ってください!私達も応援席から見守ってます!」

「おう!初戦を大勝利で歌女ちゃん達に繋げてみせるよ!」

運営の話では控え室に残れるのは今日の時点で戦う選手だけでそれ以外の選手は応援席に行くらしい

そして今日はAブロックの予選だけが行われるようで他のブロック予選は別日に行われるとの事だった

つまり蜜柑達は今日の時点では戦わないので控え室ではなくそのまま応援席の方へと向かった

逆を言えばトライハウンドの三人も今日は予選に参加するので控え室におりそこから剣也達の試合を見つめる

(さてと・・・さっきも言ったがこの県大会は地区大会とはプレッシャーが圧倒的に違う・・・

 果たしてこの重圧の中でいつも通りのプレーが出来るか・・・最初の関門ってところだな・・・)

まさしく師匠として白石達は画面の向こう側にいる剣也達の事をしっかりと試していた

しかし白石達はすぐに自分達の心配など杞憂だったのだと気づく事になるのだった

いよいよ剣也達の初戦が始まろうとしていた!

果たして彼らは無事に勝利を飾る事が出来るのか!?

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