48・依頼達成と渡し忘れ
今回ホンマに短いですわ。囲碁にはまってもうた・・・PV17000超えおおきに
「あっ、グレンさん。お帰りなさい」
ギルドの入ると、カウンターに居たウィニアが出迎えた。
「ウィニア。依頼達成の報告をしにきたんだけど」
「分かりました。ではこちらの部屋で確認しますけど…グラスウルフの尾は?」
ウィニアはグレンが討伐証明の尾を持っていない事に、疑問を持った。
「それはそっちの部屋に行ったら出すよ」
「?」
意味が分からないウィニアだったが、とりあえずグレンを指名した部屋へと案内する。
グレンがウィニアに連れられて部屋に入ると、部屋の中心に大きな机があった。
「では、この机の上に討伐証明を…出して下さい?」
戸惑いながらもそう指示をするウィニア。グレンは机の前まで歩いた。そして…アイテムボックスから、グラスウルフの尾を取り出した。
「えっ!? ア、アイテムボックス!?」
流石にギルドの職員だけあって、グレンがグラスウルフの尾を取り出した方法が、アイテムボックスだと気づいた様だ。
『それ以前に、昨日の僕の無双で使ったのは、知らないのかな?』
『恐らくそうみたいです』
グレンの疑問にリアが答えた。
「で、ウィニア。査定をお願いして良いかな?」
「あ、はい。確かにグラスウルフの尾ですね。それが14本と…この太いのは上位種ですか?」
「どうかは知らないけど、ボスらしきグラスウルフだったけど」
「なるほど分かりました。では、グラスウルフとボスのグラスウルフの討伐の報酬として、5000リルスですね。報酬金は受付でお渡ししますのでどうぞ」
ウィニアに連れられて、部屋を後にするグレン。
※ ※
「あのグレンさん。先程から気になっていたのですが」
報酬金を渡し終えたウィニアが、グレンに話しかけた。
「何かな?」
「グレンさんの腰の剣と一緒に差してある杖…もしかして、マイルス様のでは?」
「!」
ウィニアの指摘に、グレンはマイルスの杖を差したままだった事を思い出した。
「グラスウルフを倒した後、偶然会ってね。その時預かったんだけど、返すのを忘れていた。じゃあこれで」
そう告げるとグレンは、ギルドを出て行った。ギルドを去ったグレンに対して、ウィニアが呟いた。
「グレンさんとマイルス様…一体どういう関係なんだろう…」
一方ギルドを出たグレンは、城の方へと向かっていた。
「早く返さないと不味いな…大切な杖みたいだし…」
グレンはマイルスが、この杖を大切にしている事が、何となく理解出来た。それは此処に来るまで、マイルスが片時を手放していなかったからだ。
「マイルス…大丈夫かな…」
最後に見たマイルスは、自分の魔力の性で非常に弱っていた。グレンはとても心配だった。
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