36・黒猫無双 2
二分五十秒後…
『そろそろ三分だな…それにしても…』
グレンは時間の経過を感じながらも、目の前で息を切らしている、冒険者三人を見る。
『体力無さすぎだろ…たった三分も持たないなんて、こいつら本当に冒険者か?』
『Eランクに上がって直ぐなんでしょう。本来冒険者は、こんなに早くバテる事はありません』
グレンの疑問をリアが答えた。
『…まあ良いか。そろそろ終わらせよう』
グレンは冒険者達に向き合う。
「じゃあそろそろ、終わらすけど良いね」
「ッッ!!! ふっざけんなぁぁぁ!!!」
Aが武器を投げ捨てて、グレンに殴り掛かってきた。
グレンは其れを軽く避けると、拳をAの胸元に打ち込んだ。打ち込まれたAはもんどり打ちながら倒れ込んだ。
それを見たBとCが飛び掛かってくるが、グレンはそれに冷静に対処した。
Bに対しては、後ろに下がって攻撃を避けて、回り蹴りをBの首に叩き込み気絶させ、Cに対しては攻撃を避けた後、Cの背後に回り込んで抱え込み、そして…
「おらぁ!!!」
そのまま後ろにブリッジをして、頭から地面に叩き込んだ。ジャーマン・スープレックスならぬブラックキャット・スープレックスである。
「あらら…スケ○ヨみたい」
上半身が埋もれ、Vの字に足を開いているCに対して、グレンはそう感想を述べた。
「じゃあ約束どおり、あんた達の武器は頂いてくね」
グレンは気絶した三人の返事を待たずに、落ちている武器を手に取った。手に取った武器はアイテムボックスに入れ、手に持っていた武器が消えた事に、回りの群衆は驚きの声を上げるが、グレンは気にしない。
「さてと、登録にも行こうか…な…」
何気に群衆の周りを見回した時…見覚えのある兎さんが居た。
「あっ…やべぇ…詰んだ?…」
ポツリと言ったグレンだった。
PV8000越えおおきに! ぶっちゃけ言うとな、僕は戦闘シーン苦手なんや…上手くなりたいですわ…。




