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黒猫の騎士  作者: 黒猫キッド
第一部・クーデター編
32/77

32・しかし追われる猫も、追わせない

久しぶりの投稿、お待たせして、ホンマにすみません。某RPGの6作目をやっていたり、別作品を書いておりましたわ

『マスター、気付いていますか?』

 リアがグレンに話しかけた。

「うん…『超感知能力』で気付いたよ…誰か後ろから尾行しているね…」

 周りに聞こえない程度の声で返事をするグレン。グレンはアイテムボックスから、スマホを取り出してインカメラで背後を確認した。

「!…兎の獣人?」

 画面に映し出されたのは、白い兎の獣人であった。

「…リア、誰だか分かる?」

『エルディア王国騎士団の第三軍団長のラインです。先程のロイナスと同じ軍人です』

「あの狼の騎士の仲間か…受け取らなかったから、他の人に頼んだのか?」

『どうしますか、マスター?』

 リアに尋ねられ、グレンは少し考えた後に、案をリアに伝えた。

「……」

 一方ラインはというと、グレンに気付かれない様に、一定の距離をとり気配を消して追跡していた。最も常人なら充分通用するが、相手が悪かった。

『世界の知識』と『超感知能力』という在り得ないスキルを所持したチートな黒猫に、隠密の精鋭中の精鋭といえでも、その能力は全く意味を成さないのだから…。

「!」

グレンが建物の角を曲がった。ラインは少々スピードを上げ角を曲がるが…

「!?」

 其処には、先程まで歩いていた黒猫の姿は無かった。


PV6000超えましたわ! ホンマにおおきにな!

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