32・しかし追われる猫も、追わせない
久しぶりの投稿、お待たせして、ホンマにすみません。某RPGの6作目をやっていたり、別作品を書いておりましたわ
『マスター、気付いていますか?』
リアがグレンに話しかけた。
「うん…『超感知能力』で気付いたよ…誰か後ろから尾行しているね…」
周りに聞こえない程度の声で返事をするグレン。グレンはアイテムボックスから、スマホを取り出してインカメラで背後を確認した。
「!…兎の獣人?」
画面に映し出されたのは、白い兎の獣人であった。
「…リア、誰だか分かる?」
『エルディア王国騎士団の第三軍団長のラインです。先程のロイナスと同じ軍人です』
「あの狼の騎士の仲間か…受け取らなかったから、他の人に頼んだのか?」
『どうしますか、マスター?』
リアに尋ねられ、グレンは少し考えた後に、案をリアに伝えた。
「……」
一方ラインはというと、グレンに気付かれない様に、一定の距離をとり気配を消して追跡していた。最も常人なら充分通用するが、相手が悪かった。
『世界の知識』と『超感知能力』という在り得ないスキルを所持したチートな黒猫に、隠密の精鋭中の精鋭といえでも、その能力は全く意味を成さないのだから…。
「!」
グレンが建物の角を曲がった。ラインは少々スピードを上げ角を曲がるが…
「!?」
其処には、先程まで歩いていた黒猫の姿は無かった。
PV6000超えましたわ! ホンマにおおきにな!




