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黒猫の騎士  作者: 黒猫キッド
第一部・クーデター編
26/77

26・グレンの拘り衣装 1

『マスター、宜しかったのですか?』

 グレンが街中を歩いている時、リアが話しかけてきた。

「何が?」

『あれだけの大金があれば、暫くはマスターは安泰出来た筈ですが?』

 それを聞いて、グレンは呆れる様な声で語る。

「さっきも言ったじゃないか、僕はマイルスをお金目的で助けた訳じゃないんだ…あそこで受け取ったら、どっかで認めてしまう事になるじゃない」

『しかしマスターは、この世界の金銭を持っていないのでは?』

 冷静ながらも、何処か不安気に語るリアに、グレンは苦笑しながら言う。

「確かに今僕は事実上の無一文だよ…けど、此処にあるじゃないか?」

 そう言ってグレンは、首にあるアイテムボックスを触った。

『ゴブリンから手に入れた武器ですか?』

 リアが作られたのは、ゴブリンとの交戦後の夜であったが、誕生時に瞬時にグレンの記憶を見ていたので、アイテムボックスにあるのが、ゴブリンから頂いた戦利品だと知っていたのだ。

「まあ、大した金額にはならないと思うけど、此処なら買い取ってくれるでしょう」

 そう言って示したのは、武器屋であった。グレンは武器屋の中に入る。

「らっしゃい」

 グレンに声を掛けたのは、店のカウンター奥に居る、店主らしき恰幅の良い中年男性だった。

「武器を売りたいんだけど」

 グレンが言うと、店主はグレンの腰に差している、夜月に目を落とした。

「これじゃない」

 グレンは否定すると、手をカウンターの上に置いた。すると次の瞬間、店主の目の前に数本の剣等が現れた。

「えっえっ!? いっ一体何処から!?」

 突然使い古された剣が数本現れた事に、店主は動揺するが、詮索されるのが嫌な為、グレンは無視して話を進める。

「ゴブリンを倒して得た戦利品。幾らかで買い取ってほしい」


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