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黒猫の騎士  作者: 黒猫キッド
第一部・クーデター編
21/77

21・マイルスの正体 4

「……」

 グレンは言葉が出なかった。それは自分と比較して、レベルとステータス値が違い過ぎるというのではなく、マイルスが本当に王女だったからだ。

 グレンは無言で跪いた。

「今までの御無礼、大変失礼致しました。王女様」

 グレンのあまりの変わり様に、マイルスは戸惑う。

「ちょっとグレン、止めてよ! 今まで通りに接してよ!」

 悲痛な叫びでマイルスは言うが、グレンは首を横に振る。

「いいえ…王族と分かった以上、今までの様には接せません…」

「グレン…」

 最早グレンの説得は不可能と感じたマイルスは、ロイナスの方へと顔を向ける。

「ロイナス。彼はグレン。魔物の奇襲にあった時に、助けてくれたんだ」

「!? この黒猫獣人が、姫様を!?」

 マイルスの言葉に、ロイナスや他の騎士達に動揺が走る。

「しかし姫様。お言葉ですが猫獣人は、戦闘力が低い一族の筈では…?」

「普通ならね…でもこのグレンは戦闘力があって、ボクは助けてもらった」

 凛としたマイルスの証言に、ロイナスは嘘を感じられなかった。

「兎に角王都へとお戻りください。陛下もお待ちしていますから」

「分かったよ」

 マイルスは承諾すると、視線をグレンへと向けた。ロイナスはグレンへと近づいた。

「先程は済まなかった。悪いが君も一緒に来てもらいたい。二・三事聞きたい事がある」

「…分かった」

 グレンが承諾する時、既にマイルスは乗り手の居なかった馬に乗っており、グレンは最初は馬に乗る事に慣れていない為遠慮したが、ゆっくり行くというマイルスの提案により、馬に乗って王都へと向かう事になった。


 コメントあったら、構わず寄越してな。ほな

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