表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

第2教科目:道徳

部活動




それに意味があるのかと言われれば、ソレを如何に頑張ったかによると私は思う。


例えば、運動部で地域大会優勝しましたとさ。

部員であった、ただそれだけで優勝した。

自分は試合も何もしていない、が、勝った。


それはどうだろう。



それならば、優勝こそしなくてもいいから何かしらの大会に出場する。

その工程が大事だと思う





なぜそんなことを言ったか。

そんな生徒がいたんだよw

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


その少女の名を

井神(いのかみ) 紗弥(さや)と言ってね。

部活動は放送部と演劇部の兼部(けんぶ)している。



「先生、私部活してることに意味はあるのかな?」


唐突に彼女は私に問いてきた。

制服は着崩しもなく、きちんとした清潔感のある身嗜み。

髪は長く下ろされているが前髪は眉にかかるかからない程度で整えられている。


そしてそんな彼女が目に軽く涙の膜が張っているのも把握した上で私は問いに答う。


「それはどうだろう」

「活動内容はあまり分からないから教えて欲しいな」


彼女は重い口を開いた

「放送部の活動はお昼の放送と放課後の18時の下校放送です」

「演劇部では、文化発表会と10月ごろにある大会に向けて頑張ってます」


即座に私は更に問う。


「放送部での活動は分かった、じゃあ演劇部について聞くね」

「何してるの?あっ言い方が悪かった。どんな役職してるの??」

「ほら、光弄ったりとかあるじゃん!」



「…キャストです」



頭のなかにクエスチョンマークが100個ほど浮かんだ。



キャスト


配役に基づいて役を演じる俳優、出演者のこと。


なるほど、演者か。


「じゃあお芝居をみんなに披露するにあたって気を付けていることは?」


「フリを大きくして見やすくすること」



「日々練習はしている??」



「はい」




「ならば答えは簡単だ。意味はあるとも!」


彼女は涙を流した。


「大会や大きな目標に向けて頑張っているならそれは意味があるさ」

「如何に部活入ってようと目標に向けて努力などをしなければそれに意味はない。団体として大会などで優勝なりしてもね。」


「だから紗弥。頑張って続けて欲しい。」





彼女の瞳から涙がまた溢れた


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


まぁそんなこんなで


努力しないと部活は続けても意味はない。

端的に言うと。


部活動を介して身も心も成長すること。

それが学校としての希望。





だから努力は続けていこうな。みんな!



リハビリ作としては向いてませんでした

また1個完結の小説書きます

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ