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伝説の始まり04

目の前には巨大なカブトムシが。口は赤く濡れ、骨らしきものが飛び出しいてる



「でか過ぎだろ、ありえねーよ。しかも、肉食かよこいつ」


そのまま、カブトムシはすごい速さで向かってくる。


「はや!ファイヤー」


虫は焼かれもがき、死んだように見えた


「やばいなここ、たかが一回でこんな魔力持ってかれるのかよ、無理だろこれ。殺気が消えた。火のおかげか?」


虫の本能的なものなのだろうか、火が弱点であったのかは分からないが一時撤退したようだ。


森を進んでみることにした。

そして進んで行くと、テレビなどで見る、熱帯雨林のジャングルを巨大化させたような場所であった。


虫は家より大きく、動物はさらに大きい。魔物の森は元の世界とスケールが全くもって違った。

このような森でも食物連鎖はあるようだ。

全ての動物や虫が襲ってくるわけではない。肉食でないことや、敵意がないことが察知できているのか基本無視だった。


「虫に関しては俺を避けていくのは何故だ?まあ良いか。ありがたいことだな、虫は苦手だからな」


どれくらい歩いたのかわからないが、森をひたすらに歩くと、陽も落ちてきた。

すると。ひらけた場所に出た。


「川とか草原とかあるなら。こっちはアフリカ国立公園見たいだな。あそこの木の上で寝るか。」


バックの中から、食べ物を出し、適当に食べる。


「これ1週間は無理だろ。早めに寝とくか」


ガサガサ、ガサガサ


木が揺れ目が覚めた。


「おいおいまじかよ、この木東京タワーくらいでかいぞ。それ揺らしてるあれなんだよ。」


合成獣のような、生物が木に体当たりしてくる


「折れないかなこれ、大丈夫?やばフラグ立てた?」


ミシッ


「やらかしたーーーーうわぁーーーー」


ヒュン


風でなんとか無事に着地した。しかし、消耗が大きい。


昨日のカブトムシより倍大きい、巨獣が目の前にそびえ立っていた


「でか過ぎだろ、だが先手必勝!ファイヤーー」


獣は燃え始めた。


「なんだ余裕じゃ、、」


火は突然消えた。


「嘘だろ傷一つない」


ギィャーーーー


と巨獣は奇声を発して、体の締まりを増していく。


「あれ、怒らせた系かな?やばくね。どうすりゃ。アァーヤバイ」


あまりの精神状態により独り言が止まらなくなっていく。


獣は暴れ始めた。

体格からは想像もできないような速さで巨大から攻撃がかもし出さられる。


ドォーン


「マリアやゼフの比じゃねえ。風でクッション作ってなかったら死んでた。やばいな、内出血が酷い。これは骨折してるか?やば」


攻撃は止むことがない。ましてや、速度と威力が増していく。


「やばい、もう無理だ。魔力が切れる!」


そうだ、風だ!水素だけを風に載せろ。原子構造を思い出せ!これを離すイメージで、やれば他のラノベ見たくなるはず!


「風よ、水素を集め、敵を取り囲み、業火で屠れ!エクスプロージョン!!」


ドォーン!!


爆風により辺りは何も見えなくなる。風で身を守るがいつまで持つかわからない。

風圧のみで、大地を切り裂く。

科学とはなんと偉大なのか、わずかな魔力でここまで、威力が上がるとは。

水素燃やすと怖いな、、、



大地の揺れが収まり、風が止み、砂埃が消えると、大きな穴と、骨のみが残っていた。


「この骨でけえな。保存出来ないかな?これでデカイ骨の大剣作りたいな。某狩猟ゲーム見たくさ。ストレージ!」

イメージし、言うか、念じるだけで魔法は発動するが、威力は言った方が高そうだな。


「はぁーこれからどうするかなー」


こんなに大きな音や、衝撃が出れば他の動物が向かってくるかもしれないので逃げることにした。


昨日のようにまた歩いていく、ただひたすら草原を歩く。


「暑いな、もう水がないやばいな。川の水は腹壊しそうだしなどうするかなーあっそうか、魔法があるじゃん。ウォーター!」


ゴクゴク


「詠唱?した方が美味いかも!これはいい発見だ。」


またひたすら歩く。




しばらくすると、集落のようなものが見えてきた。ザ・中世の田舎といえば想像がつくような建造物だ。

「誰か人が住んでるのか?こんな所にか、戦闘部族的な強者だろうな、、、やっぱ引き返すかな。面倒なことしか起こる気がしない、、」


ドォーン!!


「テンプレかよ!」


どうするか迷っていた。だが、悲鳴らしきものが聞こえてきた。


「ここで、逃げたら後悔するな。いや言った方が後悔するか?二度目の命だ。やってやるか」




集落に入ると魔物がいた。人種に近いが人間では無いものの集落であるようだ。

様々な獣人・エルフ・ゴブリンなど沢山の種族がいるようであった。


「森の王が殺されてから、統率がとれなくなった!奴らが襲いにきてるぞー!逃げろーー!!!」


ドワーフのおじさんが話しかけてきた。


「うむ?人間とは珍しい、お主らのような非力な種族では殺されてしまう。早く逃げるのだ」


だが遅かった。目の前に迫ってきている


(風と圧力をイメージしろ、水の分子運動を止めて、、、)


「アイスランス!!」

ジュシュ


氷の巨大な槍が一直線上に向かってくる魔物の群れに次々に刺さっていった。

やり投げで遊んだ経験が生かされるとはな


「おっ、おま、こっ氷の魔法だと、、、こいつはたまげた」

「お前すごいな、人族なのに」

「助かったぜ」


などなど沢山の方にお礼を言われた。


「私はこの集落の長、グリだ。人間よ感謝するぞ。」

ケンタウロスの長に礼を言われた。

この森はなんでも、魔獣を狩るハンターたちが集まって出来た集落で、宿屋や酒場が少しある町に近い集落らしい。


「今晩是非、感謝の証として宴会を開きたい。是非きてくれ。」


「喜んで行かせていただきますよ」


まだ昼だから一回寝るかな


「すいません。疲れたのでどこかで仮眠を取らせていただけませんか?お金もなくて」


「勿論だとも。では我が家に来るといい。」


家は以外に普通であった。

全てケンタウロスサイズだが


「宴会になったら起こしていただけますか?」


「ゆっくり眠るといい」


安心したら眠気が、、、

あーやばい。

おやすみ


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