表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/12

伝説の始まり02

お待たせいたしました。

今回も短いですがご容赦ください

「もう朝か」


黒髪の少年は目をこすり、空のボウルに水を注ぎ顔を洗う。


「さっぱりしたな。今日はマリアと決闘だしどうするかな。俺は肉弾戦しか出来ないしな」


コンコン


「失礼致します。」


ガチャ


「どうですか調子は、うちの娘は強いですよ。特に肉弾戦はね。魔法が使えない分私が鍛えましたからね」


「娘の自慢に来たなら帰ってください。シッシ」


「おやおや、いい事を教えようしていたのに残念ですねー」


ゼフは部屋から出て行こうとした。


「ちょっと待ってくださいよ!」


「ではヒントを差し上げましょう。魔法です。では」


「あっ、おいちょっと待て!!!」


そんな当たり前のことを言われてもな。魔法が使えないからな。生活魔法を応用しろってことか?わからないな


朝食を食べ、裏山へ向かう。



初めてこの屋敷を見るけどデカイ!!

こんな屋敷の正規の息子だったら、、、、、

悩んでてもしょうがないな!


しばらく歩くと一本の大きな木と草原が広がる。


山の上こんなに平らなのかよ!!

ほぼ平地じゃねえか!

反対から登る道はやけに険しいな、ほぼ崖だし。どうなってんだこの山は?

自然の砦だな

これならこの屋敷も後ろから攻められないな。地崩れしないのか心配だ。


「さて、どうするかな?」


何も思いつかずに唸って居ると、メイド服がみえた。


マリアか?いやそんなはずはゼフがいない


「ゼフ様より言われお食事を持って来ました。」


俺が一番好きなエルフじゃねかー!!!

落ち着け落ち着くんだオラ。全然平常どうりじゃない!!!第一印象が大事だ

コスプレや二次元でなく、三次元で会えるとは


「あっあっあっ ありがとーう」


あーやっちゃいましたー。リセットボタンはどこかな?この腰のロープかな?

最後に一目見て死ぬか、、

あー、綺麗な金髪に透き通るほど白い肌そして尖った耳

こんな嫁が欲しい

残念だ、、、、、、、、



ほっ微笑ましそうにこちらを見ている!!!!!!!!!!!!

神さまありがとう!

まだ生きていけるよ俺!!


「すいません。つい可愛くて」


なんていい人なんだ


「お名前を教えてください」


「サラと申します。以後お見知り置きを。」


「明日からもお願いしてもいいですか?」


「ええ構いませんが、マリアが怖いですよ。ふふふ」


そんなに子供好きだったのか


俺もう見た目七歳だけどね


「それと、七歳だと結婚できるんですよ。まあ貴族ならですがね。」


さすが異世界。見た目的には問題ないのね

これはチャンスでは?てか、貴族ならの話だろうな。俺は無理だな。まあ十五歳で結婚できたとしたら前世より早いし。てか彼女も居なかったのに何を考えているのやら。


「これから毎日よろしくね」


「これから毎日ですか、、、ええかしこまりました」


一瞬、悩ましげな表情をしたが一変し笑顔で微笑んだ。


ニコ


異世界の美女の笑顔は癒されるな。


「それでは、私は仕事なので失礼いたします」


「うん、頑張って」


昼食を食べ、休んで居るとマリアとゼフが来た。


「遅くなってすいませんね。それでは始めましょうか」


マリアと俺は距離を取り向かい合いじっと待つ


「始め!」


大きな手が勢いよく振られ、それと同時にマリアが眼前にいた。


ブンッ


と音を発しながら拳が顔を捉えた


俺は始めて漫画のごとく宙を舞った。

風でクッション作れないかな。頭から落ちて死にそうなのだが


頼む!

「風よ!」


ストン


ベッドに飛び込んだかのように地面に落ちた


「まっ魔法が使えた。生活魔法でない魔法を。」


何かを感じ後ろを見るとそこにはマリアが


「なんて殺気立ってるんだ。出てくれよスタン!」


青白い筋が、マリアにめがけとてつもない速度で向かう。


「うっ!」


気絶したみたいだな


「おめでとうございます。勝てましたな。それに魔法まで素晴らしいですな。」


「ありがとう」


「では私とも一戦交えましょう。勝てたら卒業、負ければまた訓練再開と行きましょう」


「いいぜ!」



「では、この石を投げ地に着いたら始めましょう」


石が落ちると同時にゼフが視界から消えた。後ろか!


「居ないだと。影かまさか!?上か!ショック!!」


「そのようなちんけな魔法ききませぬぞ!」


ドーンッ!


ギリギリで避けたが、衝撃で転がされた。


まずい!目の前に!!


「ライトアロー!!」


男が止まる。ジューと肉が焼ける音がする。


まずい、やり過ぎた。


「ヒール」


すると、みるみる傷が塞がっていく。


「ありがとうござます。久しぶりに死ぬかと思いました。まさか、秘匿とされる神聖魔法までお使いになれるとは」


「秘密にされてるの?」


「ええ、誰しもが使えれば傷や病を治す唯一の機関である教会の権威、財力全てが失われるでしょう。」


「だから、秘密にして自分たちだけで独占と。なるほど」


「父親よりも頭が言いようで、、、おや失敬今のは忘れたください」

と哀愁漂う顔をして居た


「えっうん。」


そんな、顔で言われたら聞けないよ


「それでは帰りますか。」


こうして俺は魔法をつかえるようになった。死にそうになって、そっちで頭いっぱいで驚きがあんまりなかったけど。


これからの俺の成長が楽しみだな。


「帰って寝るか。ゼフ待ってくれ」


「誰が敬語を辞めていいと言いましたか。ふん」


「痛いなー」


「ふん」


(ゼフの顔が戻ってよかった。なんか父親みたいだなゼフ)


「さあ、帰りましょう」


「うん!」


読んでいただきありがとがざいます

ブックマークの方も出来ればお願いいたします。

月曜日か火曜日に次話を投稿したいと思います

感想やダメ出しも受け付けております。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ