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伝説の始まり01

2章突入です

今回も短いです

すいません

あれから、4年も経った。

正直言って地獄だった。この世界の一般の家庭を知らないからなとも言えないのだが、俺がいた現代からは全くもって考えれない。


二歳になるまでは特になんともなかった。三歳になった途端、急変した。ご飯を食べるためにトレーニング。トイレにいくためトレーニング。寝るためにトレーニング。児童相談所がないこの時代が恨めしい。


四歳になっても続き慣れてきた。慣れというものは恐ろしい。時々冷静になると気が滅入る。


五歳になり数ヶ月が過ぎた。トレーニングの辛さが突然変わった。今までは疲れるが一応常識的な辛さだったはずだ。感覚が麻痺して分からないが。


思えばあの日の俺はバカだった。

その日ゼフが来て


「良ければ外に出てみないか」


そう言われ、生まれて初めて屋敷の敷地外にでた。異世界を観れると思い興奮気味だった。

しかし、出た刹那


「さぁー地獄の始まりだ」

と笑みを向けながら言った。


その瞬間悟った。ヤバイと


「これからは地獄をみてもらいます」


とダンディな笑みを向けながら言ってきた。女だったら惚れてそうな。


とりあえず、毎日毎日走らされた。日毎に距離がだんだんと伸びてく。初めはすぐに終わった。

(なんだ、口だけか)

そう思った。

五歳になり数ヶ月その距離は異常だ。ハーフマラソン並だ。

ここから毎日増えるとなると、、、、


そんな自分にも楽しみが出来た。どうやっているのか知らないがマリアは昼になるとご飯を届けにやって来てくれる。

笑顔で

「お昼ですよー」


正直、癒しはここのみ。あの笑顔最高です!!!!!


生活魔法もそこそこ使えるようになってきた。初めは火の粉くらいだったが、いまは火力の強いライター位になりこの世界では一般的なレベルになった。

水・風・土・毒・回復・付与・召喚の系統はあるが、雷、光、闇と言った系統のものがなかった。


あと、時間や日にちは言い方は違うがほぼ同じであった。





そして、俺はいまとてつもなく落ち込んでいる。

髪が結構伸びてきたので、マリアに髪を切ってもらうように頼んだ。

切るのに失敗したのか?だって、いいや違う

終わった後鏡を見たら、、、、


金髪翠眼じゃないだと!!!そんな馬鹿な!こんな転生に少し失敗してる俺が顔まで普通とか

しかも、黒眼黒髪、、、、、

ただの日本人やないかーい!!!!

あーハーレムなんて無理かも、、、

「坊っちゃま、なぜ泣かれてるのですか?!」



そして、落ち込んでマリアの膝枕の上で寝ている。

これは子供の特権、素晴らしい。


あっやばい眠くなっていた…



コンコン


「入りますよ」


まずい、ゼフさんじゃん。あの人が来るといいことないからな、、、、うん、寝たふりしよ


ガチャ


「おや、もう寝てましたか?なるほど」


まさか、もうバレてるとかマジかよ

全く何者なんだよこの人

心の中でクソジジイって言ってたら、

不敵な笑みで


「何かね」


そうそうこんな感じでな、、、、

あれ、まさかこんな時まで

いや大丈夫ここにはマリアが居る流石に何もさせられないと思いたい、、、、、

心読まれてるならこれバレてるやん!!


「貴方はなぜこんなにも言葉使いが汚いのか」


あんたも、最初会った時そうだったろ

あれ、会話してる、、


「これは、少し特別な魔法です。会得するのに様々な地獄のような誓約が有りますがどうなさいますか?」


執事は笑みを浮かべ答えた。


「マリアー、このおじさん怖いよー」

グスン


どうだ子供の特権泣いた振りだ。


「坊っちゃま大丈夫ですか?可哀想によしよし」


最高です


はっ!?

寒気が、これが殺気か


抱かれる顔からわずかに見える腕は固く握り締められていた。

明日やばいかも


メイドは抱いてる子供をさらに抱きしめ


「ゼフさん。坊っちゃまをいじめるのはやめてください。」



あっ、軽く怒ってる

でもこの反動が明日俺に来るんだよな

はぁー


「わかりました。マルクス様申し訳ありませんでした」

執事は軽く頭を下げた


「マルクス様、明日から冒険者組合に加入して頂きます」


「本当ですか?」


「ええ」


異世界らしいテンプレ来たー!!!!


「坊っちゃまはまだ五歳ですよ!危険です!!」


「何を言いますか。あれだけの修行を積めば、普通の成人男性程の力はあります。それに、自分の食い扶持くらい稼いでもらわなければなりません。」


「では、私が坊っちゃまと戦って勝てたら許可します」


「マリア怪我するよ?」


「大丈夫です。これでもC級ですから」


「凄いの?」


「そうですね、階級はこうなっております」


ゼフが紙を見せて来た。


一番上が神人で、神様の名前が与えられると

二番目が超人で、二つ名がつく

三番目がS、四番目がA、五番目がB、六番目がC、七番目がD、八番目がE

とこうなって居るらしい。


C級ってなかなかだな

アマチュアの格闘家くらいか

それにしても、神人と超人とかないな。ダサい。SSSとSSだろせめて!

この世界の感性が分からん

でも超人は、人の域を超えたから超人。

神人はそれすら超え神に近いから神の人、神人と呼ばれるらしい。

神人は片手のみ。超人は二十人も居ないらしい。

どのくらいの人口がいるのかによりるが、かなりなるのはむずかしそうだ。


「では明日、行いましょう。御二方ともしっかりと準備してください。」


そう言って執事は出て行った


「坊っちゃま、絶対かちゅますからね!」


噛んだ。かわいいな


マリアは顔を赤らめ出て行った


マリアには悪いけど勝たせて頂きますか!

3日後に投稿予定です

時間がなく1話1話短いですが、2章が終わったら

1話目から、加筆していく予定です

Twitterでその時はお知らせしますのでよろしければフォローの方お願いします

アカウントは@KikuokaKoji

です

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