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貴族として生を受ける03

続きです。どうぞ

あれから、数日たったが未だに俺の心は癒されない…

何故かって?

魔法が使えなかったらに決まってる!

可愛い子の乳吸えてただろ?

なぜかわからないがこの数日、知らないオバはんが来やがった。クソッ

まさか!下心がバレたのか?いや流石にないか

いや待てよ、この時間を楽しみにしてしまっている、、、、

まずいなぁ〜

気をつけよ

うな垂れることはできないが心の中でうなだれて置いた。


転生して数週間だぞ、どうなってるんだ!それに、俺の扱いが妙にうまくて本能が抗えないのが悔しい

このまま、歩き回れるまでこのようなというのは生活は考えられんな


うーむ


そうだまだ可能があるではないか、そうだ!きっとそうだ!!落ち込むのは早いぞ俺!!!!

魔法がない異世界だそうだ!

この際なくても構わん!!!身体に異常な強さのチートがあるのだ!!

たぶん、、、


だがどうすれば確認できる?

まずは手が動くか確認せねばどうだ?

フニャッフニャッ

心もとないが動くことには動くな。可愛い音がなってそうだけど

次は足だ

パタパタ

思い通りに動くな。だがこんなに短い足で立てるだろうか?

兎にも角にもやってみますか


あれっ?

最近、へこんでて気づかなかったが目が見えるようになってるな。前までと視野が変わらないくらいに

まあ、小さい頃の成長は早いからなこんなものだろう


それよりも、この部屋すごいな


部屋は、大きな窓に重厚なドアそして高そうな絨毯、20畳ほどの部屋の真ん中にベビーベッドの様なものが置いてあるだけで他にはないもなかった。


庶民の俺には少し居心地が悪い


豪商なのか貴族の家か?もしや王家か!いや無いな王子と呼ばれなかった、、クソッ!

メイドがいるから、お金がある家だとは思っていたが


掃除の度にメイドが出入りしていた

目は見えなかった為、誰だかわからなかった


そんなことよりも、「マルクス、大地に立つだ!」


「このベッドの周りに捕まって、頭が重いが、なんとか立てるな。歩けるか?」


ベビーベットの柵に掴まり、よろりよろりと立ち上がる。

掴まりながらだが結構歩けるな。このまま頑張れば1週間もせずに歩けるようになるだろう

よしっ!練習するか


あれ?いま喋れてね?!




ガチャリ


(まっまずい!こんな幼子が喋りだしたら君が悪い)


「まあ!」

あっまずいこんな赤ん坊が立つのは不自然だ

ここは可愛く振る舞い、やり過ごすしかないな


「アァー」

と手をあげ言ってみる


「大変!奥様にお知らせしないと!」


すごい勢いで出て行ってしまったな


あっ、そういえばこの世界での母親見たことないな。やはり、若くて、スタイルが良く、美人なのが転生、・転移あるあるだがどうなんだ?

だが、ここまで運が良くないからなー。もし全て逆なら思い浮かべたのと全て逆なら、、、

うん、俺たぶん育ったらマリアの視界にすら入れない不細工に育つかもな、、

頼むぜ神様!ここまで良いことないだ!

せめて、顔くらいは!顔くらいは!!!



しばらくするとドタドタドタドタと足音が聞こえてくる



バァーン!

と音を立て勢いよく、誰かが走りドアを開けた


「まぁマルクス、もう立てるようになったのね!!私は嬉しいは!今度一緒に遊びましょう!」


えっ!?ちょ!?まじ?!

確かに言いましたよ

えぇ言いました。若くて、スタイルが良く、美人だと、当てはまりますね。はい

若過ぎだろーがよぉ!!

10歳くらいだよ!!!

10歳!!!

昔は子供を産むのが、今の日本と違って早かったらしいが、10歳って!!!


なんて、前途多難な人生なんだ、、、


「ララさま、お姉さんになられ嬉しいのはわかりますがもう少し、アウレニア家にふさわしい振る舞いをなさってください」

なんだよ、姉かよ

焦らせるなって、一瞬人生下り坂しかなくて死のうと思ってたぞ


あれ母親は?まさか居ないのか、、拾い子か俺を産んで力尽きたのか


白髪の執事にドアを開けられ、入ってくる女性がいた。

まるで美の結晶のような


「ララ、アレニウス家にふさわしい振る舞いをなさい。」


一言一言が、美しく、ただ歩くだけでさえ、魅了される


まさか母親がこんなに綺麗だとは

ゴクリ

人生上り坂だったみたいだな


「それで、この子が立ち始めたと?」

「はい、そうでございます。奥様」

「そうでなければ困るは、この子はあれとあの女との間の子供ですもの。はやく育って、我が家の奴隷として死ぬまで働き続けられるくらいは丈夫でないと」

「そうでございますね」と執事が続き

その女は此方に近づいてきた

「手間をかけさせずに、育ってちょうだい」

先程の美しい声ではなく、氷のように冷たく刺さるような声であり。綺麗な瞳からは、様々な感情が入り混じった気持ちの悪い視線を瞳から発していた


それだけ伝え、ララを連れて出て行った


ガタイのいい白髪の執事のおじさん以外が出ていった

残った彼は

「坊主、頑張れよ。これから先辛いことが多いだろうが、ララ様は奥様と違いお優しい。忠義を尽くせよ!そうすれば…」


と言い残し出て行ってしまった。


(おいおい、血が繋がってないのと、とても複雑そうな家庭だぞ!

母親には嫌われてるのか

なんて事だ。これは転生失敗だな

クソッ!!

てか母親なのか?

執事であろう奴が、最後出て行ったから聞こえなかったな

要は、あの姉に当たる人物に誠心誠意、忠義を尽くせって事だよな?

あーなんか思ってた転生と違う

剣と魔法の冒険ファンタジーの世界で裕福で幸せな家庭で育ち英雄になる的なさ

奴隷確定。人生乙)


みんなが出て行き部屋は静まりかえった。


(父親は"あれ"呼ばわりだしな

まだ見ぬ父親よ、何したんだ!!

浮気か?それだけでこれは無いだろうが…

いや女は怖いからな

最悪抜け出すか


はぁー

結局、転生失敗だな

もう寝よ

お休み、、、

頑張って2000字になりました

一回Safariが落ちて全消えした時は死にたくなりましたね


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