貴族として生を受ける01
短いですがどうぞ
決まった時間に起きて、電車に乗り、学校に行く。そんな決まった時間に、生きていた。
高校3年生になり将来に向け勉強をする。良い職に就くために。
とても憂鬱で退屈だ。人生はスーパーハードモードしかない。そしてリセットボタンはない。
あの時勉強しておけば良かったな、ああしておけば、こうしておけばなどと切りがない。
そんな事を今日も思いながら、
「はぁー起きるか、休日なのに勉強とか怠いな。二度寝するか…」
はっ!いま何時だ寝すぎた気がする、やばい明日は模試だぞ。まずいな怒られる
あれっ?目がぼやけてるし頭も重い、ヤバイな母さん呼ぶか
「アァーー」
なんだこの声は、とりあえず起きて下に行くか。
あれ、身体が思うように動かんぞ、クソそれにベットに周りに何か柵みたいなのがねぇか?
よし、こうなったら叫ぶか
「アァーーー」
ヤバイな勉強のしすぎかいやまさかそんな。そんなの聞いたことないぞ。なんか腹減ってきたな、これってまさか死
ぬのか、そんな気がする。今までに感じたことがない感じだ。死ぬんだから当たり前か。何か余裕を持てるな
あー父さん、母さん今までありがとう、妹よ俺のかわりに家のことを頼む
あーなんか泣きそう
「オギャーオギャーオギャー」
泣き方までこんなとか、、、人生の幕引きがこれとは悲しいな。もう少し長生きできるもんかと思っていたんだけどな、、、、、
ガチャリとドアが開いた
あっなんとか助かったか良かった死なずに済んだ
「あぁーダァーぁーー(たっ助けてくれー!)」
「マルクス坊っちゃま、どうなさいましたか? おしめですか、ごはんですか?おやごはんのようですね、よいしょっと、どうぞ坊っちゃま」
「アァーぁーダァーあー(たっ助けて、早く)」
「ダァー!(ウッ!)」
頭に鈍痛が響く。次の瞬間、なぜか分からないが自分の混乱がおさまっていた。
マルクス?俺は、シンジだぞ。いや、それよりまず確認せねばなるまい。俺は呼吸器でも差し込まれているのか?
ゴクゴク
俺が咥えているのはまさか、童貞の俺には遠い存在だと思っていたあれか。そうかこれは夢か、そうでないならなんだと言うのか
それよりも俺にこんな趣味があったとは、だが良いな。いかんいかん、こんなんでは新たな扉へといざなわれてしまう。そうだ俺は変態なんかではない、だが、なんと気持ちが癒されるのか、安心感もあるし。
そうか、夢だな!こんなクソみたいな現実から逃げ出したいと思ったから。なるほどな。
心が疲弊し過ぎたのかな。そうだ、きっと、、、、
じゃなきゃヤバいぞ?!
それにメイド好きの幼児プレイ好きなんて、、、
気をつけよう、とんでもない変態だ。
夢は深層心理を表すとか何とかって言うからな
しかし、ああ眠くなってきてしまったな。夢の中でも眠いなんて相当来てるな。
「おや?もう宜しいのですか?それではお休みなさい。坊っちゃま」
額にキスされた?!
これでこの夢が終わるのは少し名残惜しいが、ありがとう。また明日を強く生きられそうだ。
明日もまた見れるかな?
これが現実であったら良かったのにな、、、、
誤字や言葉の使い方に間違いがございましたら教えてください
明後日までには2話投稿します
[追記]2019年4月に復活いたしまして、内容を大幅に変えました。
登場人物・名前等は変えません。
また、ストーリーにつきましては若干変更するかもしれません。
読んでいただければ幸いです。
週2ペースで上げていきたく思います。
よろしくお願いします。