表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/57

11.愛憎



 君のことが好きすぎて、好きだから苦しい。


 僕の想いに気づきもしない君。

 僕以外の男と話して、僕以外の男に笑いかける君。


 純粋? 無垢?

 ただ子どものように考えなしなだけだ。


 愛情は積もり積もるほど、憎悪に姿を変えていく。

 愛おしさと、憎しみ。『愛憎』という言葉を痛いほど思い知らされる。

 綺麗なままではいられなかった自分が、悔しくて、哀れで。


 この変質した想いを抱えながら、今日も僕は君に微笑みかけるんだろう。

 君は何も知らずに、僕の笑顔にだまされるんだろう。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。



― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ