カムチャッカ地震 後から調べたらやっぱりだった
マグニチュード8.8の地震は、東日本大震災の9.0と同じレベルであり、1900年以降の地震の大きさでも世界トップ10に入ります。それで現地津波高6m未満(局地的最大津波高、メインは4m未満)であった事は不幸中の幸いに思います。発生場所や海底地形、湾岸部の形状等で変わってきますからね。三陸沖はリアス式海岸であるため波が収れんしやすく、津波高が10mを超えて大災害となりました。局地的な最大津波高は40.5m(記録)だったそうです。死者0人、負傷者1人という公表であり、経済的被害は大きく緊急事態宣言が出されていますが、避難が上手くいき人的被害が皆無に等しかった模様です。
調べてみると、なんとカムチャッカ半島には1952年11月5日にマグニチュード9.0の大地震が起こっています。そして、群発地震も発生しており、2025年7月20日にもマグニチュード7.5の地震が発生していました。余震も続いており、M7クラスの地震は今後もある可能性が高いと見られています。2024年8月18日にもマグニチュード7.0の地震がありました。
日本では、カラフ沖の群発地震が注目を集めていましたが、専門家は最大(本震)でもマグニチュード7未満だろうと予想し、事実その通りとなっています。現在のところ今回の群発地震での最大マグニチュードは5.5です。2021年12月9日にマグニチュード6.1の地震を起こしており、その程度の地震が起きる可能性は十分あります。
地震には周期性(歪を溜めるプレートスピードとその限界)があるとされます。勿論、プレートとプレートがぶつかる場所では要注意です。能登半島地震はマグニチュード7.6でしたが、前年の2023年5月5日マグニチュード6.5の地震がありましたし、2022年以降地震の総回数が多いだけでなく、震度4を超える地震が9回もありました。半壊や部分的損壊を受けていた家屋が全壊になったという話も聞きましたね。結構何度も強い地震を受けていると疲労崩壊に繋がった鉄筋コンクリート建造物もあったのではないかと推測します。通常、設計と施工が正しければ震度6強では倒壊しませんが、疲労は相当なものでしたからね。
現在の科学では地震を予知する事は出来ません。しかしながら、周期性のある地震やなぜその場所で大地震が起きるか等のメカニズムは把握しています。それゆえ南海地震が30年以内に80%の確率で起こるのは間違いなく真実と言えます。しかも、かなり大きい規模でしょう。被害想定や津波想定は、後でそれより大きいと問題となるため、やや過大想定になっていると思います。しかしながら、このカムチャッカ沖地震を見ても解かるように、やっぱりここで大地震が起きるんだと言われる事になるでしょう。そして、それなりに大きい前兆現象(マグニチュード6オーバー)が起こり、本震(マグニチュード8前後)が起こると予想します。