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⑸『悪を正す』

⑸『悪を正す』



悪を正せば、我々は、善に満ちた世界を生きることが出来る。助け合いの世界、与え合う世界、人が殺されない世界、そういうものだ。悪を正すこと、これ自体は、悪ではない。全き、善であることは、明白だろうと思う。



生きる上で、誰かが躓いて居る時に、そっと杖を差し出せる世の中、まさに、そう言う世界の実現のために、例えば芸術があるとしたら、それは芸術至上主義を目指す芸術家の、最大の良績なのである。



どうか、悪人の心に宿った悪を、正して、善人になって貰いたい、その一心で、この小説のようなものを、俺が今書いているとしたら、それは、僅かではあっても、悪を正す、という根本原理の提示になって居てくれ、と思うばかりである。

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