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⑴『悪を正す』
⑴『悪を正す』
㈠
悪というものが何たるかは、善というものを知って居る人にしか分からないのだろう。俺とて、完全に善に寄って居る訳ではないから、時に、悪というものを見過ごすこともある。難しい話だが、人は善と悪で成り立つ様である。
㈡
つまり、善人が、悪人の悪を正すことで、心の疾患を浄化させることが出来るかもしれない。とすると、善の俺が居るとしたら、側に人がいる場合、その人の悪を正すことで、一つの役割が持てそうだと、今、思って居る。
㈢
悪人同士だと、善が分からないだろうし、善人同士だと、悪が分からないのである。そう言った意味合いにおいて、悪を正すことは、実に崇高な行動だと思うに至っている。モラハラを批判するなら、それは一つの、悪を正す、であろう。