第二章 体育祭は始まりか、別れか。
こんにちは。みーらん。です。
最近、新作を沢山考えて、バックアップにため込むようになりました。公開できない駄作ばかりですが。
ですが、恋のレモネード。に関しては、本気がでます。
1000文字しかやる気がでないのに、2000文字あたりかけます。
このお話は本気で書くので、応援してください。よろしくお願いします。
今回は、最後まで目が離せませんよ!
こんなの、聞いてない。
目が白目になっている気がする。
体育祭、、、だと、、、。知るか!そんなお遊び!
本来なら喜んで参加しただろう。だが、、、僕は今、人生で一番泣きたい。
理由は二つ、、、ああ。僕は世界一不幸だ、、、。
「体育祭の日、ミラちゃんのライブじゃん。」
「気さくに話しかけるな、、、篠、、、。」
体育祭のプリントを仰ぎながら、近寄ってくる篠。
うちの学校の体育祭は、他の学校と少し時期をずらし、6月に行っている。
9月に体育祭をやる学校が近くに多いので、6月にやって、混雑を避けようという作戦だ。
「暑い」こと以外には賛成だ。
いままでは、な。
ミラちゃんのライブを僕は一度も逃していない。
「どうしても平日にライブをすることになっちゃた。」と彼女がYouTubeliveで言っていた時には、仮病で学校を休んだ。
初めて、学校のai授業に感謝した。
(母さんの声を複製してみたのだ、、、ふふふ。)
なのに!
こんなボロイ理由で、その積み重ねをぶち壊さないといけないのか、、、最悪だ、、、。
「ねえ、ミラちゃんのライブって、あとで、「【公式】めいべす!ちゃんねる」にあがるよ?」
「其れじゃだめだ!」
「なんで?」
「溢れ上がる熱気、カメラには写せない汗、きらめき、思い、、、がないんだぞ!」
「そこは臨機応変にいこうよ。」
「嫌だ、、。」
「というかさ、アイドルのライブの為に、学校を休むのもかなりやばいけどね、、いわゆる「ずる休み」だよ?」
「分かっているが、、、。」
「葵ったらねえ、、、ライブ、何時からなの?」
「ライブ?3時からだよ。」
「、、、学園生は5時解散、保護者は2時解散です。保護者のみなさんが学園内の教室でお待ちいただくこともできます。っか、無理だよ。」
「嘘だろ、、、保護者は2時解散なのに?」
「そうよ。うちの学校さ、体育祭と言っておきながら、色々なイベントあるじゃない。
クラスで。自分たちで、歌をつけ、振り付けをつけ、、、かなり大変だけど、できあがるとスッゴイ熱気、、、。まるで、ライブ会場。
衣装もすごいし、片付けが大変。宣伝用のもののせいでもあるだけどね。片付けが3時間ってこと。
毎回感動なんだけど、全部を見れるわけじゃない、そこの商戦に勝つにはチラシ、、、置物?色々なもので勝とうとするでしょ?
どこが一番いいか、見極めるのも楽しい、、、。
いつでもあるミラちゃんのライブより、いいわよ。絶対。」
正論を突き付けられた、、。
確かにそうだ。
3年しかない、学校生活。
その中でも、年に一度の事を、逃す、、、。
ああ、でも、ミラちゃんのライブも見たい。、、。
「じゃあ、今から体育祭当日のペアを決めていきます。
このペアには、自分がお休みだったときの代わり、二人三脚の相方、店番の相手、、、など様々なことを共にする2人。
勝手には決められないから、席の隣の人でいきます。
クラスで何やりたいか、、、などを二人で固めておいてください。では、30分とります。スタート!」
先生の声で気が付いた。
そうだ、「ペア制度」があるんだ、、、。
「よろ、しくね。」
「うん。」
彼女、流石だ。僕みたいな内気人間じゃない。
「あのさ、本、好き?」
「うん、好きだよ。一日3冊読む。」
「凄いね。私も、好き。」
何の話だろう?
「だからさ、図書館で話さない?」
「?」
「図書館にはいろいろな資料があるよ、情報を整理するにも。何が一番盛り上がったとか、生徒会通信にも書いてあるし、、、。」
「成程、、、。」
彼女は陽気少女だけど、僕みたいなそういうところも好きなんだ。
急展開に、少し、緊張してしまう。
「だからさ、連絡先教えて!」
彼女、さては国語苦手だな、、、?
「だから」の言葉があってない、、、。
図書館には資料がある→連絡先を交換
繋がんないな。確実に。
「えっと、、、何故?」
「図書館で探すとき、『これ、見つけた』とか教えるときいいじゃん。」
「そうだね。」
「さあ、時間切れです。後は、プライベートで済ませてもらうとありがたいです。
来週には、意見交換しますね。」
というと、先生は、職員室に戻ってしまった。
僕たちは顔を見合わせて、
「「やるか!」」
といった。
* *
「あんただけ。ずるいよ。」
そのときの篠の表情は、文字では表せない表情だった。
どうでしたでしょうか?
最後の篠は、、、意味深ですね。
「自分的予想」をコメントしてください。
次回、取り上げます。
このお話の続きの予想や、こういう結末がいいんじゃないか。とかありましたら、コメントからお願いします。高評価もお願いします。レビューもしていただくと、嬉しいです。
細心の注意を払っておりますが、誤字・脱字等ありましたら、ご報告下さい。
今回は私の私世界をご覧いただき有難うございました。
また、甘酸っぱいレモネードをご一緒に飲めることを心から願っております。
byみーらん。
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