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雪ちらり 息舞う君に 「ホット缶」

 雪の舞い始めは急に冷える。自動販売機で暖かい飲み物を買って手渡すカップル。

「ホット缶」は「放っとかん」というメッセージだろうか。


 爺にも青春があった。無知ゆえの無謀な玉砕が思い出としてよみがえる。人は相手を思いやることもできれば、憎悪で狂気に走ることもある。

「ギブミーチョコ」

 終戦で、子供たちはアメリカ兵を追いかけた。それは、開放された喜びからではない。生きるために食べ物と己のプライドとを引き換えだのだ。


 そとはさらに冷えてきた。早く帰って、あったい茶でも淹れようか。

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