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菖蒲咲く 働いて働いて 頂く

 藤井名人は忙しい。そんな彼が、打開策を考えるなら、敵将も徹底的に忙しくさせればいい。


 伊藤と永瀬が激突し忙しくなれば、かれらも藤井だけに集中できなくなる。名人を落とすとA級戦の総当りになり面倒だ。それ以外は、連続する5から7番勝負を避けることは、休息を取るのに相応しい。


 手抜きではないが、全体を見て、落としてもいい勝負、あるいは落としたほうがいい勝負というものがある。そのあたりは、計算しつくしているだろう。


 個人的には永世7冠を名人戦でしめくくりたい。それまでに6冠。一年ごとに1つ増やすほうが将棋界は盛り上がる。名人というのは将棋が強ければよいわけではない。将棋界そのもののリーダーである。そこには巧みな駆け引きが要求される。


 例え、凡ミスで負けたように見えても、先の勝ちのための投資ということもある。卓球の水谷が、わざとサーブをネットにし、相手の意識をずらすという作戦を披露していた。将棋も負けることで、敵の意識を惑わすこともできよう。


 負けたから、不調というわけでもなく、勝ったから好調というわけでもない。何年も先を見越した戦いの一端でしかない。平なら1盤毎に全力をつくすだろうが、大将は全体で物事を判断しなくてならない。


 かれの負けパターンは時間切れである。逆に勝ちパターンは相手の時間切れ。どちらが先に1分将棋になるかが戦局を決めるといってもいいだろう。

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