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夏の日や 無知も痴呆も 皆一票
選挙にいかなかければ、投票率が低いといい、選挙に行けば無知だといわれる。老人たちがそんなに偉いのか?
無知でも痴呆でも、選挙に行けばそれで御の字だと思う。
若者たちが何がいやで、胡散臭い連中に迷わず投票するのか。かれらは、認められたいのである。若者は常に、自分の場所を捜し求めるものだ。居場所を作れる人間はわずか。政治家はオームや統一教会でなにも学んでいない。多くの信者は、城を黒と騙されているわけでもないし、洗脳されているわけでもない。
しいていえば、真実を隠されている。わずかな知識を頼りに、自分で考えている。しかし、それはいつの世でも同じ。そして、民安が政治に興味があるわけではない。この世界の行きづらさは、この世界を動かしている連中のせいだというのは、素直な考えだ。
笑顔で話を聞く連中は胡散臭い。真剣であれば険しい顔つきになる。しかし、人は目の前にすると逆の判断をしてしまう。それは、親が笑顔は機嫌がいいときで、険しい表情のときは機嫌が悪いときだと知っているからだ。




