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詐欺、政治、記者 誤解させて 一流か
詐欺師、政治家、記者、いづれも優秀な連中は、相手にいかに気づかれずに誤解させるかで決まる。
推測をそのまま伝えるは、後で責任問題になる。だから、状況だけでいかに相手の心理を操る必要がある。聞いた相手が、勝手に思い込む。問題が起きても、すべての責任は思い込んだ相手だ。むしろ被害者だと言いはれる。
宗教にしろ占いにしろ、ほとんどは相手の思い込みを利用する。思い込んだ相手は、自分の意見じゃないと信じて勝手に宣伝してくれる。しかし、それは自分の意見だったというオチ。
SNSで無関にに拡散される情報も同じ。自らが言い出しっぺにはなりたくない。誰かが言ったから、便乗してやろう。間違っていれば責任はそいつだ。そう思ったら甘い。言い出しっぺのやつは、大抵あなたより頭が切れる。視聴者に誤解を与えている。編集や言い回しなどで巧みに誘導してくる。
自己防衛としては、引用元を明らかにすることである。しかし、それでは手柄は相手に行ってしまう。自分はスルーされる。だから、引用元を明かさない。そして、自滅するのである。




