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「面白ければ」 昭和と共に 消えたり
昭和の時代は、TVといものは「面白ければ」OKだった。いまだに、フジと日テレには残っている。
芸能人もスタッフも「面白いから」という言葉で、現場は何も考えず進んだ。もっとも、「編集」という網で、仕分けはされる。そのため、現場の非常識は表に出てこない。
噂があっても、取材しない連中も、ファンを逃がさない忖度をする。有名人の横暴な楽屋話は昔から枚挙に暇がない。「食わせてやってる」という意識があるのだろうが、電車に一人で乗れないような無知な連中を介助しているのだから、そこはお互い様だ。
人は誰かが背中を守ってくれていることをいつしか忘れる。




