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舞台は 総合芸術 主役は客

 舞台というのは、観客にいかに楽しんでもらうかが大切。制約がないからと自己満足のために主張するのは、問題だ。


 OKだったものが当日NGになるなんてことはよくある。外国なら、相手の文化を尊重しなくてはならない。クラッシックならなおさら。決して観客を混乱させてはならない。


 フラダンスなら、いやでもスカート。そのような決まりはないが、パンツ姿で踊るわけにはいくまい。相手国の伝統と文化は常に尊重されねばならない。それは、相手から制約されるものではなく、自発的に行われるものだ。


 男性パートで着物を着たいなら、羽織袴ならよかった。音楽は音だけではない、見た目のパートの一体感も重要だ。それを理解できなければ、客を感動などさせられない。楽器ならば持ち方ですら統一性に気を遣う。ラッパの上げ方がバラバラなら、美しくない。弓の上下もそろわないと気持ち悪い。


 さらに、音楽的な意味も重要だ。フラダンスは神への奉納である。第九という音楽も、神を称えるものだ。神聖なものだからこそ、注意深く行動しなければならない。


 他にも、民族のアイデンティティに属するものもある。ウィーンではラデツキー行進曲は特別な意味を持つ。もし、日本の歌を他国の民族衣装で歌われたら気持ち悪いだろう。そもそも第九を他国の民族衣装で歌うこと自体、男女を問わず侮辱していると思える。

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