くちなしか 明かせぬ プライバシー
セクハラやパワハラなら、相手が特定されない範囲で公言することは可能だろうし、報道としていままでやってきた。違法、あるいは公序良俗に反することであれば、公表されるはずだ。
商業活動として問題があれば、それも伝えることは可能だ。では、公言が許されないプライバシーとはなにか。
それは、個人の思想信条によるところの行為だ。思想信条自体は自由だが、例えば、政治活動や宗教活動。正等な団体のものであっても、それを職場内では禁止していることも多い。公務員であれば、公表されてきた。しかし、民間人の場合、他者が公言できないだろう。今まで公にしてきたのは週刊誌報道ぐらいだ。
それはメディアとしては、取り上げにくい。なので、できればセクハラやパワハラといった事案でとどめたい。
今出ている憶測は、どうも誘導色が強い。これが本当なら、被害者のプライバシーというはずだ。明言しないということは、本人のプライバシーに関わる事案だといえよう。それも、家庭問題など個人的なことでではない。
スタッフとの問題なら、仕事上のトラブルといわないか?個人の問題というのは、仕事と関係ない部分。本人の言葉も、業務とは関係ない言い方だ。思い違いかなにかで、悪気がなかったかのようだ。
プライベート上の行動に問題があったとしか思えない。
で、反社がらみじゃない。パワハラなら、行き過ぎた言動というだろうし、セクハラならお詫びだろう。社会的立場において自身の認識が甘かったという弁なのだから、犯罪的な行為という説は納得いかない。




