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夜が明けて 村一ぱいの 兵士かな

 小林一茶の「雪とけて 村一ぱいの 子どもかな」は微笑ましい。しかし目が覚めるて壕から出ると兵士だらけとなれば、心穏やかではない。


 俳句とは、想像力と共感力の賜物だ。同じ空間で生きたものにしかわからないことはある。それを想像力で補う。僕は苦手だが、小説には正確な描写を求められる。しかし、俳句はあいまいにすることで異なった情景を見せる。そこに共通のは風景ではなく、心情である。


 俳句は絵画である。風景を見せることで心情を伝える。しかし、その画は見る人の経験によって変わる。だから読み手の心情を理解しようとしなければ味わえない。


 中国の漢詩も同じだ。かれらも自国の文化を重んじるなら、世界の状況を相手の身になって想像することができるはずだ。

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