表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
613/689

君たちに オラの20年の 価値あるか

 メディアでは出生率低下の要因に関してきれいごとしか言わない。増えてる地域と減っている地域の暮らしを比べれば、だれでもすぐにわかることなのに。


 減るのは、裕福な地域。減るのは貧困の地域。この現象は、今までのメディアの説明では矛盾する。唯一明確な差は、子供たちは労働力になっているかどうかだ。


 かつての日本の農村部で、なぜ子供たちが多かったかと言えば、労働力が必要だったからだ。それは、大人ではなく、むしろ子供のほうが好まれた。子どのほうが省エネである。だから、ある程度大きくなると、町へ出て稼ぐ。


 子供一人に20年、二人で25年と考えると、それだけの自分の人生の価値に見合うかということになる。経済しかり、精神的なこともしかり。見合う価値を見出せた人は、子供を育てるだろう。しかし、多くの日本人が価値を見出せないでいる。


 一方、企業も、若いほど安価で使える。だから、同じ内容でも、労働力としては、老人より若者、あるいは子供のほうがありがたいのである。だから、ことさらに労働力不足と騒ぐ。労働力だけなら、老人が余ってる。だが、企業は労働力とみなさない。一種の詐欺だ。米と同じで余っていても、足りないといい続ける連中にそっくりではないか。


 これからは、誰が嘘吐きなのかを見極める力が必要だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ