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これがまあ 終のすみかか 穴五尺
小林一茶の「これがまあ 終のすみかか 雪五尺」。世界ではコロナや戦闘など多くの人が亡くなって、火葬もままならないままに五寸ほどの穴に埋められている。
ウクライナでは住民が、小さく古い防空壕に毎夜隠れて暮らしている。母屋が爆撃で吹き飛び穴だけが残っている。
日本では、五尺どころではない大雪。小林一茶もこんな時代が来るとは思ってなかったろう。
ロシア側は窮すれば、軍事施設につけた目印を、ウクライナが民間施設に付け替えて誤爆を狙っているということだろう。まあ、子供だましの説明も、情報統制された国内なら信じる人もいよう。
ミグの爆撃にしても、投降兵に暖かい飲み物を渡すのも予想で記したことが現実となっている。過去の紛争地域での戦闘情報を分析すれば市民行動は推測できる。21世紀だからって何も進歩していない。
ただ、誤爆が少なくなったのは確実だ。なので、現代兵器で誤爆という言い訳は通用しないだろう。




