表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
608/700

売り上げが なくても潰れぬ 不思議店

 備蓄米放出で小売が潰れると騒ぐ連中は、商売の基礎がわかってない。


 店が潰れるのは、売り上げがないからではない。余剰在庫のかかえすぎによる借金だ。商売のこつは在庫をかかえないことと、安売りをしないこと。


 騒いでる連中は、「潰れる」ではなく「儲からない」というが本心だ。人と同じことをし、仕入れもJA任せ人任せの状態で、売るものがないといってるのは、自業自得だろう。だから、「エサ」と言って、揶揄するのは八つ当たりに過ぎない。


 工業製品の仕入れは、在庫のあるところに頼む。米の在庫のないところから仕入れようとするから高くなる。彼らは地震に備えず、地震が来て食料がないと騒ぐ連中を笑うだろう。危機を予見せず何も備えなかった自分を恨むしかない。それが、自己責任というやつだ。


 多額の初期投資で、潰れるラーメン店。在庫を買い叩かれて倒産する小売店。赤字でも潰れない店は、客が出資者のように買い支える。客が恩返しをする。


 君たちは、商品を売っていたのか、それとも恩を売っていたのか。客が札束にしか見えないなら、商売や辞めたほうがいい。ひいきの店で買わなかったからといって怒る親はほぼ居ないだろう。自分の店で買わないから客ではないというのは、店主自らが客離れをしている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ