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怒りとは 期待値との ギャップなり

 カスハラの根源は、客の期待値と店とのギャップである。期待している対応が得られないとき怒りとなり、期待以上の対応には喜びとなる。


 優れた店員は、客が何を要望しているかを嗅ぎ取る。下手な店主は、あらかじめ客の期待値を下げておく。


 客もまた、場違いな期待でストレスをためる。屋台に静寂を求めてもしかたがない。客の少ない時間帯を狙うしかない。


 個人的には、店の中で流れる音楽さえ邪魔なことがある。「運命」が流れるレストランで「うんめえ」とはならないだろう。そこは「田園」だろう。


 昔は喫茶店とは煙草臭のするところだった。いやなら、近寄らないだけだ。


 件のストリートピアノについては、客に勘違いさせた店側に問題がある。非難されるべきは、演奏者ではなく店だ。


 もし、「誰でもご自由に」とあれば、期待した客が悪い。「音楽で食事に花を添えて」とあれば、ある程度の腕の演奏者を期待するだろう。ただし、タダで演奏してもらおうというのは失礼である。


 駅前や商店街にいる素人のストリートミュージシャンの唄でうまいと思う人にであったことがほぼない。悪いところが気になる。当然、投げ銭はしないし、その場を立ち去る。


 店が自分の期待にそぐわなければ、近寄らなければいい。店の態度を変えてやろうなんて無理。まあ、店員をくびにすることはできるかもしれない。

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