石破氏で 防災翳し 活路見た
「よさこい節」ならぬ「票さ来い節」。
今、庶民が期待しているのは、経済でも政治の若返りでもない。一番は能登の復興。次が自分のところの防災だ。
東日本にしても熊本にしても、今までは一部の地域で、たまたま起きたという感覚だったろう。しかし、能登の2連打に、いつ自分の地域も被災するかもしれないという実感が沸いて来た。それは若者よりも中高年と老人の危機感だ。
物価は多少高くても、なんとかやりくりできる。住まいも工夫すればいける。しかし、災害だけは根こそぎ奪っていく。
今、自分達に一番必要なのは、投資じゃない。明るい未来より、今の明るさが保障される未来だ。博打よりも堅実。多少難があっても、安全・安心があってこその希望だ。
「やっと、視察にいったか」忙しいのは解る。個人的には、可能なことなら総裁選当日に能登の居るぐらいのことをしてもよかったと思う。せめて無駄に多い秘書の何人かをボランティアに行かせろ。選挙の前にできることはやれ。
防災を掲げる限り、野党は批判できない。岸田の「人たらし内閣」より「だらし内閣」のほうがいい。見た目なんか気にしなくて良い。経済は民間が踏ん張れる。庶民が期待しているのは「防災内閣」だ。平和とは乱高下しない生活だ。金持ちだけが笑う社会をどれだけの人が望んでいるというのだろうか。
本来は災害は完全には防げないから、微災・復興が現実的と思うけど。被災者の心情を思うと、防災なんだね




