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靡かぬなら 亡くなるまで待とう 長老よ

 急旋回はかつての日本軍の十八番だった。庶民もそう言う話は好きだ。しかし、現代の高出力の船では、急に舵を切れば転覆する。


 石破にできて、他者にできないのはあるべき将来像を語れるところだ。批判と失敗を恐れぬ姿に共感するものも多い。ただ、政治は独裁ではないので総理一人でできるものではない。個人的には安倍・麻生体制のほうがよほど独裁だったと感じている。


 石破が示すべきは、自民党としての目先の目標とは別に自分の目標だろう。一致するわけはないが、それでも自分の行きたい方向を示して、党に対し「説得と俯瞰」を行うことだ。総裁になった途端、過去の持論と異なることを言い始めたと非難するものがいる。それは、個人の意見と、党の意見をないまぜにしようという悪意だ。


「個人の想いはあるが、政党政治である以上、総裁として党員の意見に配慮した運営を行う。今はマイナーな自分の意見もまずは納得してもらってから進めていきたい。だから、当面は継承・継続路線でいく。」

 この当たり前のことを言えばいいだけだ。総裁が代わったから一気に党が変わると本気で考えているのは素人の庶民だ。本気で彼に期待しているなら、一年は我慢だろう。


 彼は、新幹線ではなく、SLだ。スピード競争に付き合う必要は無い。


 ちなみに、他の当主も、政党政治というのであれば、個人攻撃ではなく政党を攻撃すべきだろう。個人に文句を言う時は、安倍や岸田のように当主が暴走した場合だ。

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