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言え無き子 ドジョウ相手に 票をくれ
早期解散は「野田ドジョウの相手をするなら票をくれ」というところだろう。死ねより嘘つきという言葉のほうが印象が悪い。言われる方ではなく、言う方がである。死ねは嫌いということだが、嘘つきは裏切りである。裏切りとは下心が叶えられなかった。つまり期待が外れたということだ。
言われる側の真偽がわからないほど、言う側の下心が見えてしまう。野党が嘘つきというほど、石破の苦労が際立つ。こうなると期待が高いだけに同情票が集まる。
「オラに力を!」
瀕死の石破のためにと、自民党に票が集まる。
今の政治家が最も言ってはいけない言葉は死ねと嘘つきだろう。この言葉に人は過敏に拒絶感を覚える。かつては悪に向かって言った言葉も、プーチン、トランプなどが頻繁に使い、直近では斎藤元知事の発言もあって、嘘つきと声高に言うやつが真の嘘つきという印象が広まっている。
もし、わかっていて「言えないよ」とボッチ感を出しているなら、石破はやはり狸オヤジだ。




