プロならば 勝ってもカネ 負けてもカネ
プロはある程度強くなれば、一つの試合、勝っても負けても賞金が出ることが多い。
野球やプロレスのような給与制なら全員出るし、ボクシングのような格闘競技でも、賞金とは別にファイトマネーとして出ることもある。
だから、選手は観戦料の分、客を楽しませる必要がある。しかし、オリンピックは違う。観戦料は選手に渡らない。なので選手は客を楽しませる必要は無い。しかし、客は金を払っているから、つまらない試合は見たくない。
選手と客の価値観のずれが、不満になる。プロの試合は、エンタメだ。演出があって始めて成り立つ。では、オリンピックの試合に演出が必要か?
客はわがままだ。カネを払っているから、演出を求める。しかし、不利な演出には文句を言う。メディアはもっと毅然とした態度で報道を行うべきだ。なんとか感動させようと過剰演出をしているのはメディアだ。
プロならば、一つの大会で選手を総合評価されることもない。年間成績が重視される。しかし、アマチュアは一つの大会だけで評価されてしまうことが多い。
見る側ももっと大人になる必要があるだろう。言葉は悪いが、貧乏人がアマチュアの試合を見に行くものではない。ほぼ失望しか得られない。




