にわか梅雨 予報だから 口出すな
梅雨の時期、天気予報が外れることは多い。
神宮外苑問題で、「私有地だから口をだすな」という論調にほとんどの人が違和感を感じるだろう。当然、裏を感じる。私有地なら何をしていいわけでもない。まして、神社仏閣というのは、公共性を有しているから税優遇される。
神社の土地を、あたかも個人の所有地のように語るのは、論点をずらしたい連中のやりそうなことだ。特定の候補に有利な情報を作ろうと必死なのか、利権がからんでいるのか。いずれにしても、偏った視点でしか情報を出さない、つまり結論ありきでこじつける論法には懐疑的にならざるを得ない。
対立する意見があれば、両者の正当性を検証すべきで、初めから一方が間違っているというのは、作為的な論調なのだ。
かれらの論法によれば、国有地も政府所有の私有地である。つまり国民は口をだすなということになりかねない。さらには、外国人は日本の土地のことに口出しをするなということだ。これは、中国やロシアやイスラエルなど外国のことに口出しするなということと変わらない。
あたかも正当性があるように強調するが、だれもが直感的におかしいと感じたことのほうが正しいことは多い。




