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「ホウカイセイ」 安易に囀る 法軽視
「悪い連中がいるのは、法に抜け穴があるからだ」
安易な法改正論が蔓延することは、非常に危険だ。
一つは、憲法改正論につながる。もう一つは、とりあえず立法だ。後で見直すから成立させて。こういう連中に限って、後でどんどん劣化させていく。
本当に抜け穴なのかは、まずは司法で決めればいい。違法となれば、すぐに取り締まれる。合法となってから、改正論をしても遅くはない。
都合がわるければ、すぐに法改正というのは、立法の軽視に他ならない。それこそが、連中の思惑だということに気が付くべきだ。
日本に欠けているのは、法の趣旨だ。趣旨が不明瞭だから、勝手な解釈が生まれる。法の趣旨に沿って、運用すれば、毎回ドタバタすることはない。




