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井戸端の たちばなしに 騙される
公職選挙法で処罰されるのは、党ではなく候補者や支援者などの個人である。
有料で掲示板を貸して、寄付だといっているようだが、構図としては、候補者が党へ寄付、購入者は候補者に利用料を払ったとなる。権利は候補者のもので、党のものではないからだ。
もし、党が直接貸したとなれば詐欺になる。だが、党首は無罪かと言えば、教唆したとして共犯になるだろう。だが、彼は逃げる。結局処罰されるのは、何もしらされてない候補者と購入者ということになる。
もっとも、党が罰金を払うということで、凍結されている口座をなんとかしようという思惑があったのかもしれない。しかし、この場合も党ではなく、個人の罰金になるので、思惑が外れる。
こそこそと井戸のまわりで話すような、うまい話には毒がある。毒饅頭を食って死ぬのは、末端の連中ということだ。




