金集め 煽り運転 老後資金
岸田になってから、何かにつけ金を集めることしか考えてない。最も、安倍がばらまいたつけがきたともいえるが。
老後資金がいくら必要か?総額を議論しても意味がない。大事なのは月いくら必要かだ。何年生きるかわからない。月々一定額もらうほうが安泰だ。しかし、投資ではそれは望めない。投資の世界では毎月20万で資産0円はありえない。優秀な投資家でも、資産が1千万あって毎月10万を手にすることが出来るくらいだ。月10万の利益をだすには一般人なら資産に一億はほしい。だから、今や猫も杓子も投資と煽ってくる。
しかしだ。投資は年金に比べてはるかに利益率が悪い。もし、老後の利益率だけを見るなら、積み立て保険の年金払いのほうがいい。満期になれば、元本に近い返戻金が期待できる。年金としてもらうなら、そこそこ優秀な投資家と同等の支払いが望める。
投資で老後の費用を賄うより、保険の個人年金で老後を賄うほうがはるかに小さい資産で済む。保険は途中解約は元本割れだが、投資の失敗よりははるかに小さい損で済む。重大な病気になれば、保険料の支払いが免除されるし、死亡時の支払いは元本の10倍ぐらいだ。
しかも年金として低額の引き出しなら所得税もかからない。
保険会社によって予想利益は異なるので、そこは重要だ。また保険の場合は外貨支払いもできる。円高で解約し外貨預金にしておけば解約による所得税も抑えられる。もっとも満期後の外貨預金の利率は高いので解約しないでおくのもいい。ただし、日本円にするには高い手数料がかかるので、ドルのまま決算したい。
資産運用は保険会社というプロにまかせるというのも選択としてはありだろう。老後という意味では、保険は正しく使えば儲からないが、損もしない。なので、儲けたいという人には向かない投資だ。どちらを選ぶかは本人しだい。
少なくとも何億という資産がなくても老後に十分なたくわえは出来る。資産は減ったら利益を生まない。投資のための資産は手が着けられないなら、それは自由な資産ではない。




