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寒き夜 クレムリンの熊に 身震い
戦闘が終結したら、世界はロシアの非核化を考えなければならなくなる。
核を使えば当然だが、脅した事実は消えない。ウクライナがどちらに転ぼうとも、ロシアを国連の常任理事国から格下げ、例えば自国のことに対しての拒否権を使えなくするということも考えられる。
プーチンは21世紀のヒットラーと呼ばれる。もしウクライナが陥落しても、世界のロシアへの制裁は止まらない。非武装とはならないだろうが、実行力はともかく核保有の禁止が要求されることになる。まあ、応じないだろうが。
いつまでも中国経由で生きて行けない。追い詰められれば、ロシアの支配が中東へと拡大する可能性もある。そうなれば、将来的に中国に乗せられて反西側勢力を結集して世界を二分するような事態になってもおかしくない。




