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窃盗も 母国へトンズラ 損は無し
外国人の窃盗被害が多いが、被害にあうのは事業者が多い。事業者は大抵保険に入っているだろうから、実害は被害額よりはるかに小さい。
で、保険会社が加害者に代理請求するわけであるが、支払いは無理。加害者は母国へ帰れば、日本の保険会社は追いかけてこない。大損をするのは保険会社なので、警察も動かない。
海外の保険屋は慎重だ。少しでもおかしな点があれば支払わない。しかし、日本の保険屋は安易に支払う。支払いをしぶって、倒産したとなれば信用問題だ。
被害者からの損害請求なら、正義感から執念で突き止められる可能性があるが、保険会社の場合、赤字になるだけなので、安全だ。
外国人にとって設備の窃盗は、日本人の場合より、リスクの小さい犯罪と言えよう。なので、その元締めも日本人を雇うより外国人を雇うほうが都合がいい。




