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寄付しても 評価されない 日本人

 多額の寄付をしても、評価されないと嘆いている日本の芸能人やセレブは多い。社会システムの違いはあれど、端から見て自業自得だと感じる。


 一つはしてやってる感。これだけしてるんだと自慢気に話す人物は当然評価されない。

 次に、自分の利害関係のある層だけの還元。地元やファン、特定業界、特定の政治家など、自分の周囲にしか還元しない人たち。利害関係が無くても、強いつながりがあれば疑われる。地元愛など強調する。本人にその気が無くても宣伝にしか見えない。


 多くの外国は、階層社会だ。なので地元やファンに関係なく貧困層や若年層など一定の区切りが明確にある。そこを強調するので、利益性が薄くなる。映画俳優はおよそ自分達の映画を見ない貧困層に支援する。スポーツ選手は自分のスポーツ関連以外に支援する。

 自分達の業界から離れた者たちを支援するから、ヒーローでいられる。日本では自分の業界への支援が多い。


 さらに、藤井名人にしても大谷選手にしても、トップ選手が自分の成績もさることながら、業界全体をどう盛り上げていくかを考えてる。いままでにない傾向だ。昭和の時代には、好成績を出しつづけることが業界を盛り立てる方法だと信じられてきた。しかし、今はマニア以外の初心者に興味を持ってもらうことに重きが置かれている。そういった点ではゴルフなどはまだまだと感じる。


 今のトップ選手は負け方も十分意識している。評価されないと嘆く前に、自分に邪念がないかどうかもう一度問いただしてもいいだろう。


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