僕のほとけ道２

花見酒 うまい話に 毒がある

「紅麹」。一気に痩せられると、うかれた結果が、この状況だ。

「新ＮＩＳＡ」。今うかれている連中は、本当にこの状況が続くことを信じているのだろうか。

　宣伝する連中は、実は自分では将来このままということを信じていないのではないか。昔から、人に儲け話を語る連中は、自分では手をださないといわれる。

　かつては貯金も保険もいいことしか言わなかった。しかし、今になると夢物語だったと気付く。政府も政治家もこんなおいしそうな大金を手付かずで放っておくはずがない。いつか、自分達のものにしてやろうと狙っていると思ったほうが自然だろう。

　米国株がいいといってる連中は、アメリカに税金を納めることになる。ふるさと納税とかいいながら、他方では外国に税金を納めるってどういうことだ。

　投資家は利益がでたら持って逃げる。逃げ遅れた連中がツケを払わされる。

　自分の利益を捨てて、還元する気のいい連中は、そもそもお金持ちになれない。

　マンション、株、金。今はいろんなバブルが膨らんでいる。いや、そう思わされている。バブルというのは気付かれないようにふくらみ、破裂寸前になって大々的に登場する。膨らみ続けているなら、わざわざ宣伝する必要は無い。もう限界だから宣伝して維持しているだけだ。そして、はじける。

　広く宣伝しはじめたら、危険だということだ。宣伝によって大量の資金が流入し、それをもって逃げる連中がいるから暴落する。簡単な図式だ。

　ビットコインも上がったと大々的に宣伝しはじめたら、急に下がった。これは詐欺師の手口と一緒だ。こうして連中はまんまと大金をせしめ、踊らされた人々は大損するのである。