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梅雨空や AI作家は 何を詠む

 AIは作家になれるかというと、現状では難しい。それは、自分のオリジナリティというものを認識できないからだ。


 テーブルの上の現金が自分のものか他人の物かAIには区別できないだろう。しかし、人間は自分が置いたかどうかという経験という記憶をもとにどちらか判断できる。それなら名前をつけておけばいいというかもしれない。しかし、銀行の金庫番AIは銀行の金庫と自宅の金庫と区別がつくだろうか。どちらも自分の管理下にあるお金である。


 人間は過程の記憶によって、所有権を判断しているのである。今のAIには過程の記憶は残らない。なので、生み出された物を見たとき、自分のオリジナルなのか、他人のオマージュなのか判断がつかないのである。なので、作家にはなれない。著作にサインを入れるのは現実的ではない。部分的に切り出したら判断はつかない。何倍も拡大したり、縮小したりして二次著作物を造った場合もやはり判断がつかない。部分的にはコピーであるが、全体では独創的なものというのは判断がつかない。

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