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河野鳥 言葉知らぬ 阿呆鳥

 システムというのは運用まで含めてシステムである。故意に運用ルールから逸脱した操作であれば人為的ミスというが、運用がわかりづらいことで誤操作を誘発しているというのであれば、それはシステム障害だ。


 ましてや一般ユーザではなく専門ユーザの誤操作である。これは立派なシステムの不具合であり、民間ならば瑕疵責任が問われるケースである。


 ITの大臣としては、言葉を知らない。もしくは、素人丸出しで逃げられると思っているのだろうか。


 日頃、政治家は言葉を扱う仕事だと自負する議員ほど、専門用語には疎い。自分の感覚だけでしゃべるから、言葉の本来の定義をないがしろにする。


 運用ミスによる利用障害ををシステムの不具合ととらえられないトップは、危機管理能力が著しく低いと言わざるを得ないだろう。

システムというのは機能・サービスの提供体制そのものであり、移行データもシステムの一部である。初期データのミスでサービスが提供できなければ、システムの不具合という。

バグがないというのはメーカの言い分であって、運用を提供する政府のいうことではない。運用に不具合があれば、運用責任者の問題であり、システム構築はできてもシステム運用に失敗している段階で、運用面から見てシステムの不具合なのである。

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