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筍や 育てて宝と なりし吾子

 出産祝いに大金を出すというのは、老人の発想と同じだ。必要なことは産むことではなく、育てることだ。産むというのは自分の血筋を守ることである。一方、育てることは家系をつなぐことである。


 産んだらいくらというのは、命を物としか見てないし、金に困ったら、産んで捨てればいいということになりかねない。最悪、日本で産んで、海外で育てるという強者も現れるだろう。


 出生などどこでもいい、日本人として活躍できる人材を確保したいというのであれば、子供を増やすのではなく大人、とりわけ若者を増やすことを考えねばならない。


 もし、国の財政や年金のことだけを考えるならば、海外で子供期を過ごし、日本に帰化して働いてもう方がよっぽど効率的だろう。


 目標は、子供を増やすことではない。若者を増やすことなのである。

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