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逃げ回る チキン見捨てた クリスマス

 バイトテロや回転ずし寿司テロなどは、若者たちは面白がる。大人たちには理解しがたいかもしれない。若者は、法や世間の常識で判断してるわけではない。挑戦・勇気、そのようなものに共感を覚える。


 一方、彼らが最も嫌うのが、臆病、いわゆるチキンである。当初のガーシー人気は、挑戦・勇気のある行動に見えたからだろう。しかし、蓋を開けたら、拘束を恐れて逃げ回るチキンである。


 世界の人気のある政治家は、拘束を恐れず、自国に留まり活動している。一方、悪質な連中は、国外に逃亡していく。


 もし、彼が、投獄すら恐れず、自国に戻り司法の場で戦う姿勢を示せば、多くの支持を得られるだろう。しかし、安全な蚊帳の外から不平不満をぶちまけるだけの、チキン野郎と認識されたら若者たちからそっぽを向かれる。


 若者にとって、最大の敬意の対象は、人並外れた勇気なのである。その意味において、迷惑行為とわかっていながらも、行動を起こすのである。


 一方、それなりの大人は無知な勇気は、無謀な行為として嫌悪する。知識があって、グレーゾーンを走る者にあこがれることもあるだろう。しかし、無知な者の主張には、決して耳を傾けることはない。


 これは、年齢だけでなく家族の有無によっても変わるだろう。自分の行動と周囲への影響をどこまで天秤にかけているのか。


 一人暮らしの若者に周囲の迷惑をいくら語ったところで響かない。むしろ、チキンを含めて、ダサいかどうかが基準になる。


「迷惑行為」ではなく「ダサい行為」という印象付けこそが、最大の抑止力となるだろう。


 クリスマスにはチキンのように。

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