表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
246/689

春空に 舞いしゴミに ぼろを出し

 領空侵犯をした物体を、気球だのICBMだのかっこいい名称でなく、ゴミと呼べばプライドの高い中国や北朝鮮は本当の正体を言うかもしれない。


 空母も、ボロ舟とかいえば、空母だとか戦艦だとか見栄を張るかもしれない。


 本当のことを突きつければ、ごまかそうとするのが人情だ。でたらめで相手を貶める表現なら、反発して見栄を張る。

 もし、言い返さなければ、ゴミ扱いで世界の笑いものになるだけだ。


 外交は駆け引きだ。基本は相手に自滅させることだ。日本のように、おだてて好条件を引き出せるものではない。むしろ尻尾を振っている犬のように見られてしまう。


 笑いものになりたくなければ、本当のことを言え。これが交渉を優位に進めるコツだ。犯人がべらべらしゃべってしまうのも、情による泣き落としではない。かっこ悪いイメージ付けを嫌うからだ。自分のかっこよさをアピールしようとして、裏目に出る。


「度素人のように、いわれるままに動いていたんだな。」

 といわれれば、

「俺が命令して動かしていたんだ。」

 といいたくなる。


 人間というのは、嘘で品位を傷つけられると、つい本当のことをいいたくなって、抑えられなくなるものだ。ましてや、悪事を働く連中は、見栄の塊だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ